剱 岳 早月尾根 2012年5月20日(日)
富山県 | 標高 2999m |
馬場島 3:27==1600道標 5:24==早月小屋 7:25==2614m付近 9:15 9:33
==山頂 11:35 11:55===登山口 17:28
久しぶりにM師匠とトレーニング山行です。
高所トレ&雪と岩のミックス&長距離をいかに耐えて歩くか、ということで残雪期の早月尾根を選択。
私にとっては残雪期のこのコースはトレーニングというよりは本番ですが?(~_~;)
深夜馬場島に到着、テント設営し横になるもほとんど眠れず・・・緊張していたんやな、私でも。
暗闇の馬場島をヘッドランプで出発、久しぶりの緊張感が心地良い。
本日参加メンバーはM師匠、A君(何と娘と同い年らしい)とkyuちゃんと私。がんばらにゃ・・・
1600手前から雪が出始め、ややこしい藪もなく快適(いや・・しんどいよ)
最初はトップを行きますが蹴りこみが辛く、途中で若いA君に交代してもらう。
奥大日方面、新雪でリセットされたようで、立山川もデブリがほとんどない
猫又山、釜谷山方面
出発から約4時間でやっと早月小屋に到着、ここで大休止
早月小屋を振り返り・・・富山湾も見えます
時々かなり急登な雪壁があり、ヘロヘロ(~_~;) それでも頑張る私たち\(^o^)/
だんだんと岩峰が大きくなり、山頂が・・・近づいてきた気がして嬉しくなります。
毛勝三山おでましです、素晴らしい・・・
おお・・・見えてきましたね。池ノ谷側にキレ落ちた稜線上を登ります(*^^)v
2600m地点でテントがありました。2名パーティ、前日に入られたようです。
ちょうど山頂から下山されたところで情報を伺いました。一部岩陰が凍っているらしいとのこと。
この方々のトレースがあるので少し安心です、感謝m(__)m
圧巻・・・小窓尾根。次はこれを行きたい(*^^)v
山頂が近づいてきました、トレースは岩の間を縫うように着いています。
念のためアイザイレンで雪壁を登ります、左はワタクシ・・・結構急だね〜
右に写真は凍った岩を登るM師匠、見ているだけで緊張する。ロープを下ろしてもらい3名は
アイザイレンで登りました。登るのは短い距離ですが、更に下は見えない所まで・・・落ちたら終わり。
先ほどの岩稜を登りきるとすぐに分岐、そこからサクサクと山頂へ。
みんなで感動を分かち合う、これが最高です。
山頂の祠は屋根が少し見えている程度、GWには埋まっているそうですからかなり融けている。
それでもピークはトンガリです、夏とは全く違いますね〜狭いっす(~_~;)
kyuちゃんとツーショット♪ええやん、この写真。
せっかくなので八峰をバックに撮ってもらいました
北方稜線、ガスが出てきました。
小窓付近に4名が見えました、おそらくいつも見ているブログの
富山の超人達ですよ、憧れます (^O^)/
真っ白けの立山
山頂で軽く食事をして栄養補給、足を休めます。
そして下山開始、もうこの頃にはガスがいっぱい、先ほどの岩稜帯の一部を懸垂で降ります。
山頂を振り返ります、またね(^O^)/
最後の雪壁、ノーザイルでも降りれそうですがここは慎重に・・・懸垂で。
雷鳥さんもご夫婦で出てきてくれました(*^_^*)
馬場島までの登山道脇にカタクリが満開でした♪
試練と憧れ
総行動時間14時間でした。なかなかキツかった。
師匠&A君、kyuちゃん、ありがとうございました。楽しかったね〜〜〜
(気がついたらkyuちゃんとシューズがおそろでした !(^^)!)
辛かったけれど夏には味わえない感動がありました。
次はもう少し早い時期に挑戦したいです。
師匠、来年もまたよろしくお願いします (^^ゞ