立山・剣岳(源次郎尾根)

06.9.23〜24

2999m

念願の剣岳源次郎尾根へ

AM7:50 観光客でいっぱいの室堂を出発。湧き水の縁が凍っていました、冷たくて美味しかった (^O^)/
今日は思っていた以上に天気がイイ!さぁ、気合を入れて・・・と思うのですがどうも体調がよろしくない。
写真を撮っているうちに出遅れてしまう、そしてザックが重い。仲間から遅れる事10分、一ノ越山荘に到着。
hiroくんとtatuさんが私のザックからロープと食材を出して持ってくれる・・・申し訳ないやら情けないやら(^_^;) 

笠ヶ岳、槍ヶ岳など素晴らしい展望、雲海も美しい。

雄山、大汝山、富士ノ折立、真砂岳を経て別山までの稜線を行く。白馬方面もスッキリ綺麗に見える(*^^)v
荷物を少し持って頂いてずいぶんと楽になり、景色を見る余裕が出てきました。数年前に子供達と歩いた
懐かしい景色、、HPで使っているリンクバナーの写真も昔ここで撮ったものを使っています。

滝雲です。数年前も同じように ここで見ました。
kazumiちゃんが見たいと言っていた雲だと思う♪

下界は曇りでしょうか、山上はこの晴天です!素晴らしい・・ ジャスト12:00別山に到着、明日の予定の
源次郎尾根を目の前にhiroくんがガッツポーズ !(^^)! がんばりましょう〜
ここで昼食しながら大パノラマを堪能しました。ず〜っとここに居たい・・・やっぱり剣は男前。

急な斜面を真っ直ぐに下り剣沢キャンプ場へ向かいます。ここは水も豊富でトイレも近く大好きなテント場・・
でもどうやら今年は水道のある水場はどちらも閉めているらしい、野営管理所のところで水が頂けました。
もうすでに沢山のテントが設営されていて賑やか。さっそくテントを張って夕食までのんびりと過ごすことにし
ます。tatuさんとhiroくんは横になるとすぐに眠ったみたいです、私も昨夜はほとんど寝ていないので少し横
になろうと思うのですが、この景色を目の前に興奮気味で眠れず・・付近を散歩することにしました。贅沢な
ひとときです。右の写真の中央あたりに『?』マーク発見!

旧剣沢小屋跡まで下りて写真をとったり、空を見上げたりして一人の時間を楽しみました。
チングルマが可愛い・・雪解けの水溜まりに写る逆さ剣の写真も撮れました♪

この2枚の写真は翌日下る予定の剣沢雪渓、私達が休んでいる間にM氏が偵察に
行って写真を撮ってくれました。実際は夜明け前の暗闇の中を歩くことになるのです
が深夜気温が下がって雪渓はカチカチに凍り、、軽アイゼンに慣れていないと少々
大変だと思います。

マウスを
置いてね

AM4:00にテント場を出発。ヘッドライトを点け、しばらく雪のないガレた登山道を下ると雪渓に出ました。
少し風が冷たくて寒かった(>_<) 雪渓に下りる手前で軽アイゼンを付けて1時間ほど歩くと平蔵谷出合へ。
左側の大きな岩が目印になります。そこからさらに左に進み、いよいよ源次郎尾根の取り付き、いきなり
急登になります。斜面を這うようにして登るとすぐにチムニー状の岩が出現、錆びた残置ハーケンがある
がそれには頼らないほうが良いでしょう。このチムニー状の岩は少々ハングしていて見た目より手強い。
念のためM氏が下ろしてくれたロープを頼って這い上がります。男性なら大丈夫かな (^_^;) 私もこれくら
いはロープなしで登れるようになりたいな・・・

ハイマツを掴んでよじ登ったり、木々をくぐったりしながらグングンと高度を上げていきます。AM5:30ごろ
から少しずつ辺りが明るくなりそれから15分ほどでご来光です。みんな歩くのを止めて思わず見惚れてし
まいました。こんなところで朝を迎えるのは気持ちがいいものです。私達以外誰もいない・・

マウスを
置いてね

1日目

2日目

一峰へのハイマツのジャングルジムと葛藤中に日が登りました。
今日も晴れそう〜(^^♪

一峰への登りは長く辛い急登、脆い岩は踏み込んだあとに落石させてしまうので細心の注意が必要です。
小さな落石を自分のところで止めようと思わず手を出してしまい指先から出血してしまいました(-_-;) 少し
痛みがありましたが大したことはありませんでした。自分自身も気をつけながらすぐに声が出るように気を
引き締めます。支稜を直上していくと主稜線に出る、右側にギザギザの八ッ峰を見ながらの登攀が延々と
続きます。ただひたすらに登ります。

AM7:25一峰、細長いリッジでしばし休憩。暖かい紅茶とチョコレートが美味しい♪左側には朝歩いて来
た剣沢雪渓、前方には2峰が見える。雲ひとつない青空、美しい・・美しすぎます。

一峰が長過ぎたせいか、二峰への登りはそれほど時間はかからなかった気がする。雄大な景色に今まで
の辛さも吹き飛んでしまった。ロープを付けて〜さぁもう一息、頑張るぞ (*^^)v

懸垂下降点で3名のパーティに先に行って頂く、男女のペアとガイドさんかな?ウェアも有名ブランドか?
全身バッチリ決まっていると思われるがその点私には良く分からない(^^ゞ とにかく見学しながらその間
しばらく休憩。足元は平蔵谷、写真を撮りつつも身震い(^_^;) 

一番手はtatuさん、次はyuさん・・お二人とも冷静でかなり楽しんでいる様子。三番目に私・・・最初の一歩
に少々緊張。「いつも通りでいいよ〜」と言うM氏の声に緊張感も解けました。案ずるよりも生むが易し・・
一旦下りてしまえばそれほどでもなく「おぉ〜」って感じで「すいませ〜ん、上からと下からと写真お願いし
ま〜す♪」と叫んでしまいました。それが一つ上の右写真です。M氏、yuさんご協力ありがとうございました
m(__)m そしてhiroくん、chakoちゃんもクリア〜最後はM氏です。皆さんお疲れ様 (^O^)/

左の写真中央奥に富士山が見えます。今日ずっと横に見えた鋸状の八ッ峰
振り返ると鹿島槍・・どこを見ても素晴らしい景色、やっぱり雲ひとつない青空。

下降地点から岩尾根を登る、あと少しで山頂だと思うのですが、これがなかなか結構な急登なのです(>_<)
時々振り返り、今まさに登って下った二峰が・・そして山頂まであとわずか!頑張ろ〜あと一歩 (*^^)v

写真左、雲海の向こうに白山が見える♪ 中央、早月尾根・・雲海ギリギリ付近に小屋があるはず。
右はこれから下る稜線と剣沢、室堂。そして源次郎尾根を背に記念写真。

源次郎尾根を頑張ったという達成感で全員笑顔、でもまだまだ終わりではありません。最後まで気を緩め
ることなく頑張らなくては・・・特に私は(^_^;) カニのヨコバイ、chakoちゃんも笑顔(*^^)v 梯子は以前来た
時より新しくなっているのかな?少し頑丈でしっかりしている。可愛い外人の女の子が梯子への一歩が行
けず怖がっていました、連れの男性が先に下りて下から指示しているのですがそれでも「怖い!」と・・・
あれこれ言葉では言ってあげるのですが彼女も必死。時間をかけて何とか下りることができました、ホッ。
でもそれからのカップルの足の速いこと速いこと!あっと言う間に見えなくなってしまいました(>_<)さっきの
は何だったの???

最後に振り返って見る剣岳。二日間ずっと青空でした、素晴らしい思い出をありがとう。
冬が来るまでにもう一度会いに来るからね (^_-)-☆

剣沢のテント場に戻り荷物を回収。重い荷物を担ぎ、最後の辛い剣沢を登る・・息が止まりそうなくらい
しんどかった(>_<) 雷鳥沢を下る頃に少し雲が出てきましたが最後まで美しい立山でした。
私にとって夢であった源次郎尾根(昨年は悪天候で中止でした)を無事に終えることができました。
感謝です <m(__)m>