2日目

2006.10.14〜15

AM4:00 起床。昨夜は風もなく思ったよりも寒くはなかった(もちろんホッカイロは付けて寝ましたが・・)
いつものように坦々と朝の準備をします。誰か他のテントの人も鈴を付けてどこかへ行ったようです。私達も
テントをたたんでAM5:00出発です、仙人池まで約30分ほどヘッドランプの灯りを頼りに歩きます。やはり
少し冷え込んだのか、霜がおりてました。小屋の前を通り過ぎるとすぐに仙人池です。意外に小さいので驚
きました(^_^;) フリースとカッパの上下を着て、温かいコーヒーを飲みながら日の出を待つことにします。
関東から来られたという若い男性がデジカメをぶら下げて小屋から出てきました。少し話をしていると今度
は小屋の人が一眼レフの三脚を2台据え付けています。お二人からいろいろお話を伺うことができました。

少しずつ空が明るくなり、八峰が赤くなり始めます。私と若い男性はこんなに素晴らしい景色を見たのは
始めてて感動していたのですが、小屋の人の話では今日の日の出は今一つかなと(^_^;) 鹿島槍が邪魔
をしているのかなぁと・・・とにかく何かが邪魔をしているようです。運がいいと八峰の第6峰の横に剣岳の
山頂が小さくキラリと輝くのだそうです。そんな日は年に数回しか無いのでしょうけど羨ましい。私達はそ
れでもこの景色に十分満足して、シャッターを何度も何度も押し続けました。右の写真は水面に映った八
峰だけを撮ってみました。鏡に映っているようでしょう? (#^.^#)

もうすっかり日が昇ったので、荷物はそのままにしてもう一度仙人峠に戻ってみることにしました。峠には
ちょうどい感じで朝日があたり、紅葉が眩いくらいに輝いています。ここからの八峰はもっと近くになり、感
動です。シャッターを押すのも忘れるくらい素晴らしい、この景色を忘れないように目に焼き付けておきた
い。今までで見た中で一番美しい紅葉かもしれない・・

画像の上にマウスを当ててね♪

仙人峠でゆったりと時が過ぎるのを楽しみました、後ろには白馬の山々が美しかった・・
そして戻った仙人池は水面の揺れが止まり、一段と綺麗でした。先ほどの若者とまた
来年もここに来ましょうねと言ってお別れしました。

予定の時間を大幅に過ぎてしまいました、2時間も仙人池に居たことになります。AM7:15 名残り惜しい
けれど下山を開始。谷筋をどんどん下ります、所々登山道が崩壊していました。まだ雪渓が残っている所
もあります。しばらく下ると山間に湯煙が上がっています「仙人温泉」だそうです。湯煙とは反対側に仙人
温泉小屋があり、営業していれば露天風呂にも入れるそうです。でももう小屋は閉められていました・・
誰にも会わず、静かで綺麗なところです。一気に下ったせいか暑くて暑くて(>_<) お湯のない露天風呂に
入って雰囲気だけでも味わってみました (^_^;)

今期は余程雪が多かったのか、雪渓が大きく残っています。大きなスノーブリッジ!!木々の間から見え
るのはどこの山でしょうか。すごく近くに見えるけれど、白馬方面かな。

いい加減うんざりするほど小さなアップダウンを繰り返して、やっと阿曽原峠の分岐点です。まだここから
30〜40分と書いてあります。やはりここからも登山道の崩壊が激しく、迂回したり高巻いたり・・・所々
沢登りのようなところもありました。息が切れて喉も渇きます、滝もあるので水には困りませんがやはり
秘境というか、苦労しなければ来れないんだとつくづく(-_-;) 途中で作業の方が3〜4名登って行かれま
した、本当にご苦労様です m(__)m 阿曽原温泉は営業しているようでしたが、泊り客は少なそうで静か
です。キャンプ地で一休みさせて頂き、昼食にしました。靴を脱いで足を伸ばすと気持ちが良かったぁ〜
昨日から相当の距離を歩いているし、アップダウンが厳しかったのでもう私の足は棒です(>_<)

阿曽原温泉を過ぎると、次は長い長い水平道の始まり始まり〜M氏によると「またここからがイヤになる
ほど長い」のだそうです(^_^;) 確かに見ると延々と登山道が続いています、でももうアップダウンはなさそ
うなので気分的には楽かな。砂防を超えるときや通行できないところにはこのようなトンネルがいくつか
あります。ちょっと楽しい♪

最初にここに道を作った人はすごい(^_^;) 昔は機材なども少なかっただろうし、道幅はもっと狭かったの
かもしれませんね。これが歩いても歩いても長い長い・・でも歩いていて楽しいのは何故だろう。気が付い
たら中島みゆきの歌を口ずさんでいた (^^ゞ そして偶然にN○Kのカメラが撮影しているのに出会った
のでした (~_~;)
右の写真、スノーブリッジが3段になっています!近くで見ると最近穴が開いたみたい。とにかく何もかも
スケールが違う、驚きと感動の連続です。

ここは大きな沢で雪渓がドカ〜ンと残っているところです、そこを渡ることはできないので向こう岸まで
トンネルが掘ってあります。矢印に出口が見えますね。中は真っ暗なのでへットランプを、雪解け水が
川のようになっていることがあるらしいので登山靴の上からビニール袋をかぶせて準備万端です。
距離はどのくらいか・・結構長くて真っ暗で寒かった。水は思ったよりも少なく濡れませんでした。

平行道のカーブで男性一人とバッタリ!!お互いに飛び上がるくらい驚いて思わず後ずさり・・ビックリで
した(^_^;) 仙人池を出発して7時間、やっと目印の鉄塔に着きました。ここから欅平まではすぐ(^O^)/
トロッコ電車のアナウンスや人の声などが聞こえてきてホッとします。長かった〜

欅平に着いたらソフトクリームを食べようと楽しみにしていました、でも売店には暖かいコーヒーや肉まん
はあるのですが冷たいものはありません。仕方なく冷たい缶ジュースを一気飲みしました。
欅平で1時間以上待ち、トロッコ電車に乗り込みます。相変わらず一番安い電車は寒かった(>_<) それか
ら宇奈月温泉でも立山までの電車乗り換えのために一時間待ち(その間にお風呂へ)そして電車に揺ら
れて、立山駅に着いたのはPM8:00を過ぎていました。欅平に下山してから、5時間以上もかかったこと
になります。でも私にはそれがとても新鮮で楽しかった、このような旅はもうなかなかできないかも・・一生
忘れられない思い出になると思います。立山からの長い長い行程をご一緒してくれたM氏に感謝・・・
そしてあの素晴らしい自然に触れて、山に携わる全ての人に感謝しなければと思いました。
これからも山に登らせて頂こう、そして少しでも自然を大切に思いたい、大切にしなければいけないと・・
山は楽しいことだけではないし危険も多い、いろいろなことを経験できた素晴らしい山行でした m(__)m

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