大御影山〜大日岳

2008.9.17

950〜750m

出会ったキノコたち

美浜町新庄の松屋集落から能登又谷林道の終点に大御影山の登山口がある。その手前の林道分岐を
さらに反対側にしばらく歩くと「白谷コース」の看板があります。
そのコースから大日岳まで周回できるのだとSIVAちゃんから連絡をもらい、着いていくことに(*^^)v
私が昼までしか時間がないので、AM5:00に近くで待ち合わせ、美浜方面に向います。
登山口から沢に下ると踏み後があり、小さな流れを何度か渡渉。しばらくすると尾根を一気に這い上がる
急登が続きます。早朝だから涼しいなぁと思い振り返ると、すでにSIVAちゃんは汗だく(^_^;)

薄暗い登りから気持ちのいいブナ林に変わると辺りはユズリハの群生地。うわ〜緑が綺麗やん\(^o^)/
しかし、まだまだ急登は続きそうです。低山と甘く見るなかれ・・ハイ(^^ゞ
登山道脇には様々なキノコが出ていて、食べれそうな感じではないけど見ていると可愛い(^^♪
空が一段と明るくなると、やっと稜線に出ました。そよ風も気持ちイイ!

この辺り独特の苔生した低木地帯にうっとり〜 冷たいフルーツを食べてしばらく休憩しました。
そこから少し行くと、草原のような場所に出ます。こんなところでテント泊して鍋宴会なんてしたいなぁ・・・
手を振るSIVAちゃんの向こうに反射板が見えます。その先が大御影山の山頂だという。
さっきまでの急登の辛さも忘れ、足が軽くなりました。さぁ行きましょう〜ルン♪

さらに低木地帯を迂回、反射板の横を通り、高島トレイルの黄色テープに従って行くと大御影山の山頂。
SIVAちゃんから「高島トレイル中央分水嶺」についての説明を聞いたり、そこから見える山の名前を教
えてもらいました。結構、物知りなんだよね!ありがとうございましたm(__)m
反射板の裏に行くと展望がいいのかと思ったけど、イマイチでした。

ザックは下ろさずそのまま大日岳に行くことにします。そこから先はそれはそれは素晴らしいブナ林♪♪
歩いても歩いても続くその景色に見惚れ、写真を撮るのに忙しい(^_^;)
真っ直ぐ空に向って伸びたブナもイイけど、いろんな形に成長したブナもなかなか絵になっておもしろい。

所々ピークの標高が記され、真新しい道標も設置されていました。ただ・・道標が少し判り辛いかも(^_^;)
「さぁ、行こうか」と言われて戸惑う私・・大日岳と書かれた矢印がない。
「電波塔跡方向=大日岳」なんだそうです。
この分岐で以前行った三重嶽と三十三間山、大日岳に分かれます。

分岐を過ぎてもブナ林はまだまだ続きます。素晴らしい、素晴らしい、それしか言葉がありません♪
落ち葉もフカフカで歩きやすいし、言うこと無し!春の季節も新緑が綺麗だろうなぁ、また来たい・・・
その前に紅葉の時期に来てみたいなぁ、美味しい鍋とかして・・ハァ、お腹すいた(>_<)

そうこうしていると急に目の前が開けて鉄塔が見えました。そこから三十三間山がドッカ〜ン(^_^;)
以前、SIVAちゃんたちと歩いた能登越も見えます、懐かしい!

送電線の鉄塔から5〜6分の林の中に「大日岳」と書かれた木片が付けてありました。
「へっ??ここが山頂??」(^_^;)(~_~;) 展望も何もありませんが素敵なブナ回廊で満足しなきゃ(^^♪
まだお昼には早いけど、たくさん歩いたので眩暈がするくらいお腹ペコペコです。
さっそくSIVAちゃんが特製焼きソバを作ってくれて、美味しく頂きました。

このあとは鉄塔の巡視路に従って下るだけです。途中、何度か沢を渡ったりしますが道はしっかりして
いました。おもしろい木もあり、まだまだ楽しませてくれます。

下りはアッという間でした。林道に出ると暑くて山はやっぱり涼しかったんだなぁと実感しました。
SIVAちゃんを見ると、また汗だくです。ザックを下ろし、川に降りて顔を洗いスッキリ〜
駐車スペースまでは少し歩かなければいけませんが、話しながらだと苦になりませんでした。

近場でこんなにイイ山があるなんて知りませんでした、本当に素晴らしいブナ回廊でした。
山友と美しい自然に感謝です、ありがとう m(__)m