表妙義は東の白雲山(白雲山・天狗岳・相馬岳)と西の金洞山(東岳・中之岳・西岳)
そしてこの2つの山をつなぐのがバラ尾根です。
今回はその全てのピークを踏もうという計画、ロングコースですががんばりま~す。
表妙義縦走

2007.11.3

前夜自宅を出発、道の駅みょうぎで仮眠。車を移動して妙義神社に向かいます。城壁のような石垣や
剪定された木々はいつ来ても手入れが行き届いていて素晴らしい。階段を登り本殿の手前を進むと
奥の院へ続く白雲山への登山口となります。今年の夏、台風で崖崩れがあったと聞いていましたが
やはり登山道はかなりひどい状態でした。そのため新しい鎖も取り付けてありました。
AM6:45 登山口

涸れ沢に沿って鎖伝いに登り、小さな尾根に出ます。左に進むと大の字がある大岩に到着です。ここに
登れない人は先に進んではいけないそうな・・・yuさんは初めてということで楽しそうに登っています。
上には先客が一人「うわ~こりゃ絶景だ~」と歓声があがり、シャッターを押してくださいと頼まれました。
そこへロープやらガチャを付けた若者が3~4名上がってきたのでそれを待って下ります。

尾根からしばらくはドロドロの滑りやすい斜面、所々岩場がありますが、鎖も付いています。見上げると
大きな杉が一本、その奥の洞窟が奥の院となります。ハシゴが付いていて上に上がることができます。
私は前回登っているので今回はパス、yuさんだけ上がります。そのすぐ右手が本日最初の核心(^_^;)
30メートルの岩場を登ります、ほぼ垂直に感じ、岩も苔生していてヌメヌメ。距離があるので腕が疲れ
たら、そこでアウト。上部でやや左に抜けホッと一息、しかし岩稜帯は続き、気は抜けません。

薄暗い樹林帯から、やや見通しが出てくると7~8メートルの岩場があります、これを登ると見晴と呼ばれ
る所に出ます。そこから尾根上を進むとビビリ岩、さらに鎖の付いた岩場を登ると大のぞきへと導かれま
す。足元には妙義の奇峰郡と町並みが、裏妙義の丁須ノ頭なども見えて絶景(^^♪ 

そして 「浅間山」 で~す\(^o^)/

稜線を進むと白雲山頂へ。狭くて何てことのない頂上・・・なので写真だけ撮って先を急ぎます。
何度も岩場を通り過ぎると、だんだん体と気持ちが慣れてきます。でも緊張感は忘れないように (^_^;)
玉石を過ぎ、石碑のある大のぞきからさらに下ると30メートルの鎖場に出ます。上から見るとかな
り怖い!足場は安定していますが、腕が疲れてしまいます。
最下部のキレットからほどなく天狗岳山頂です。

気を取り直して(^_^;) 紅葉した木立の中を進み、タルワキ沢のコルへ。登り切ったところが相馬岳です。
相馬岳は表妙義の最高峰となります、道標の向こう側には、中ノ岳・西岳・星穴岳と連なる金洞山の
岩峰郡が見えます。急な斜面を下り、岩壁の縁を巻くようにして矢印に従い、バラ尾根へ向かいます

木々に摑まりながら、アップダウン。疲れるけれど楽しいのです\(^o^)/  チェックストーンのような
岩の下をすり抜けると浅間山や裏妙義の岩峰郡が間近になります。この辺りがバラ尾根のピークか?
そこから見える金洞山は圧巻です、星穴?も肉眼ではハッキリと見えます。

バラ尾根ピークから一旦下ると堀切自然道分岐です。その先もまだまだ岩稜帯、緊張が続きます。
朝からずーっと岩と鎖ばかり見ているような (>_<) でも楽しいんだなぁ。

日が当たらないところは、ヌメヌメしていてトラバースの箇所などは何とも気持ちが落ち着かない (>_<)
見覚えのあるハシゴが現れました、いよいよ本日最大の難所「鷹戻し」です。鎖を使い、途中の潅木ま
で行きます。そこで反対側から6~7名のパーティーが下って来たため、全員が下るのを待つことにな
ります。まだ上にもう1パーティが待っています、初心者ばかりだということで、そのリーダーがお先に
どうぞと言ってくれ、助かりました。さすがにここは皆さんハーネスを付けています。もちろん私も!

鷹戻しも2回目ということもあって、恐怖感はなく通過できました。眼下には金鶏山が見えます (=^・^=)
以前に来たときに私が一番怖かったのが、この先のルンゼ2段25メートルの鎖場。それを下る前に
昼食とします。本日ゆっくりと休憩したのはここは初めてかな、暖かいラーメンが美味しかった !(^^)!

東岳から中之岳へ向かうころには、もうどんなところでも行けそうな気がしてきました、気が大きくなって
るみたい(^_^;) 下りの鎖場は見た目より簡単、人工的にステップが切ってありました。
影になった薄暗いコルから西岳に向かいます。ここからは踏みあとも少なく危険(^_^;)

潅木にくくりつけたロープは古く、使う気にはなれません。慎重にステップを選び、岩に指を掛けて慎重
に登ります。稜線伝いに僅かな踏み跡を辿りながら、アップダウンを繰り返します。尾根上もかなり狭く
て脆い感じです。最後に行き止まり、ここが西岳の山頂、振り返ると歩いて来た稜線が見えます。
yuさんが待っていてくれるコルは、ここからは見えませんでした。

西岳からの絶景です、登山者がこちらを見ているのがわかります。

コルに戻り、yuさんと合流して最後の鎖場を下ります。お待たせしました~~\(^o^)/
鎖場を過ぎると、あとは危険な箇所もなく平凡に下るだけです。のんびりと写真を撮りながら・・

PM2:20 第四石門に到着。ここには一般の観光客の人たちが大勢いました。記念写真を頼まれたり
撮っていただいたりして少し休憩します。時間も早いのでゆるぎ岩や大砲岩の所まで行くことにします。
胎内くぐりの岩を回り込む私にyuさんは「よくそんな恐ろしいところに行くなぁ」と呆れています (^_^;)
この辺りは紅葉が美しく、岩に腰掛け、紅茶を飲んでのんびりと過ごしました。

車道を15分ほど歩いてて、さくらの里にデポしてある車まで戻ります。雲ひとつ無い青空で綺麗でした。
その後、もみじの湯に向かい汗を流しました。
今夜は下仁田へと移動、テントを張って宴会 (^^♪ 明日はトンガリ岩に挑戦!楽しみです。

2日目 碧岩と大岩の記録へ

(レポはまだ・・)

この山を歩いて、自分なりに思うことがありました。
山を歩いていて時々目にする「個人名、またはHNの書かれたプレート」について。
故意にプレートを木々や道標に括り付けて、その場に置き去りにすることにどんな意味があるのでしょう。
誰しも間違いはあります、ゴミを落としてしまったり、花を踏んでしまったり・・・どうしようもない時もあるでしょう。
私も間違ったことを知らず知らずにしているかもしれない。
でも山が好きで山に登らせていただいている限り、最小限の心配りはしたいと思う。
山は私達にいろいろなことを教えてくれます、だからこそ山や人に感謝する気持ちを忘れないでいたいと思う。
感謝する気持ちがあれば、自ずとそんなこともできないはず・・
プレートを自主回収されることを願っています。