1914〜1226m
2007.11.23〜25
八経ヶ岳〜仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜深仙ノ宿〜大日岳〜地蔵岳〜証誠無漏岳〜行仙岳
2日目の記録
昨夜はそれほど気温も下がらなかったみたいでよく眠れました。夜中に外に出て鹿と遭遇してビックリ。
AM5:40 深仙ノ宿を出発、小屋の人たちも出発の準備中です。聖天ノ森の笹の中をしばらく行くと
すぐそこに大日岳の岩峰が見えます。ザックをデポして岩の急登を登ります。早朝からプチ岩登りで
した(*^^)v 山頂には大日如来が奉られていました。日の出まで少し時間がありますがお茶を飲んで
待つことにします。
AM6:30日の出。山頂は木々があり、展望が良いわけではありませんが日の出はしっかりと見えます。
なんだかとっても神聖な気持ちになりました。しかし寒くてたまらず、急いで下山します。
「これより大峰南奥駈道」の看板がある「太古の辻」へ。前鬼宿坊との分岐となります。
蘇莫岳の登りで振り返ると遠くに五百羅漢が見えてきます。しばらく行くと大きな石のところに道標があり
「仙人舞台石」と書かれています。そこから20分で石楠花岳へ・・確かにたくさんの石楠花があります。
ぜひ花の季節に訪れてみたいものです。
石楠花岳から20分で笹に覆われた天狗山の山頂へ。明るい稜線の道は気持ちの良いものでした。
AM8:04奥守岳 開かれた雰囲気の山頂です。そこから嫁越峠に下る途中にバイケイソウの群落が
あるそうです。途中で昨夜「深仙ノ宿」の小屋に泊まられていた5〜6名の男性が休憩されていました。
挨拶をして先に進み、緩やかな登山道を行くと小さな板に地蔵岳と書かれた雑木林に出ました。
更に小さなアップダウンの後、般若岳の道標があります、この辺りはつつじが綺麗に咲くということです。
滝川の辻から登り雑木林の尾根を下れば「剣光門、拝み返しノ宿跡」という広い平らな場所に出ます。
AM9:30 ここで私とmaiちゃんはしばらく休憩。M氏は先に涅槃岳に向かいお湯を沸かして待っている
ということでお願いしました m(__)m
ガイドブックによると「涅槃岳の登りは一直線の鉄砲登り」と書かれていました。まさにその通りでした。
もの凄くハードな登り・・・参りました (>_<)(>_<)(>_<)
涅槃岳でかなりゆっくりと休憩しました、私達が出発する頃に、先ほど追い越したパーティが山頂に到着。
少し話をして先に失礼しました。涅槃岳の下りは緩やかな坂で更に登ると証誠無漏岳となります(^^ゞ
頂上からは背丈ほどの笹の中に登山道があり鎖を伝ったり木の根を掴んだりしながら下っていきます。
この辺りからmaiちゃんの足取りが重くなってきます、昨日からの疲れが出てきたかな?頑張れ〜(*^^)v
笹に囲まれた登山道をさらに登り詰めると阿須加利岳の道標があります。
AM11:35 持経ノ宿 ちょうど冬に向けて小屋の手入れに来られていたボランティアの方と話ができま
した。このような大変なお仕事をしてくださる方々のおかげで大峰奥駈道が守られているのです、感謝。
小屋から少しで舗装路に出て進むと平治の宿の道標があり登山道に入ります。
先ほどの人が作業を終えられて平治宿山小屋へ向かわれます。岩場などもあり楽しい雰囲気になって
いきます。小屋に着くと作業をしておられ、私達はそのまま通り過ぎました。
痩せ尾根を通り、鎖を掴んでよじ登ります。そこからすぐで倶利迦羅岳山頂に到着。
朝から相当距離を歩きアップダウンに耐えています、さすがに修行の道だと感心しながらもmaiちゃんの
顔から笑顔が見られなくなってきます。
もう少し、もう少しと自分にも言い聞かせながら歩いていると、怒田宿跡の道標がありました。そこから
行仙岳は10分と書かれていました。あと一登りするとNTTのパラボナアンテナのある行仙岳頂上。
しかし最後の登りもかなりキツイ急登でした(^^ゞ
山頂でmaiちゃんと記念写真を撮ります、ホッと一安心でした。
山頂からしばらくは巡視路も見える急な道を下ります。ここからも相当の距離でした。
AM3:27 行仙岳 小屋の中には昨日もここに来てボランティアをしたという方が二人おられました。
テントはどこに張れば良いか尋ねると、小屋に泊まったらどうかと薦めてくれました。
楽しそうだし・・「小屋に泊まることにしよう」ということになりました。わ〜い、嬉しい♪
小屋の中に入るとボランティアの人とそしてここによく来られているという方と皆さんで楽しいひと時・・・
囲炉裏を囲んで話を伺いました。少し辺りが暗くなるころ、朝追い越した5〜6名のパーティーの方が
到着。みんなで楽しく語らいました(^^♪
AM7:30 行仙宿小屋を出発、ボランティアの人が下に車を置いているということで、私達の車がデポ
してある所まで送ってもらうことになりました。本当に何から何まで親切にして頂きました。