大峰奥駈道縦走

八経ヶ岳〜仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜深仙ノ宿〜大日岳〜地蔵岳〜証誠無漏岳〜行仙岳

2007.11.23〜25

1914〜1226m

1日目の記録

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吉野・上市から毎年少しずつ繋いで歩いてきました。昨年は八経ヶ岳で悪天候のため止む無く下山。
それを繋ぐべく今年もやって来ましたぁ\(^o^)/
渓谷沿いを走る車窓からは、時々見え隠れする山が薄っすらと白く見えました、寒そう〜(^_^;)
行者還トンネル西口にはすでに5〜6台が止まっていていました。想像以上の強風と凍るような寒さで
なかなか外に出られませんでした。車をデポしてくれるM氏と別れ、私たちは先に出発します。
まさかこんなに寒いとは思っていなかった私達。maiちゃんは軍手だけしか持っていないと言います。
ちょうど私が予備の手袋とニット帽を持っていたので貸してあげることに。でも遠慮するmaiちゃん・・
「凍傷になったらどうするん!!」と無理矢理付けてもらいました。

AM6:50 登山口を出発、さぶっ!!
階段を登ると、出合までは急登が続きます、根っこがビッシリの登山道は雪もあり滑って歩き辛い。

ツアーの団体さんを追い越しました。足跡から、もう1〜2名先行者がいることがわかります。
AM6:40 奥駈出合。青空が見えてきましたが風は一層強くなり、暑くなっていた体が急速に冷えます。
カッパを出して着ることにします。暖かい紅茶を飲んですぐに出発、しばらくはアップダウンは少ない道。
ここから先は昨年も歩いているので安心です。少し歩くと男性1名に追いつきました。

今日はこの天候のせいかとても静かな山。少し雲ってきましたが、それほど心配はなさそう (^^♪
しかし弥山に近づくにつれ、辺りは真っ白になってきます。風も強くて寒い!
昨年も辛い思いをした弥山手前の木の階段・・・3日分の食料がザックに入っているのでなおさら辛く
肩に喰い込んできます。しかしこれも試練、気合だ〜頑張ろ!maiちゃんも頑張っています(*^^)v

マウスを置いてね

弥山小屋に到着しました、ここでM氏を待つことにします。寒いので昨年泊まった手前の小屋で休ませて
もらうことに。入り口の鍵は開いていますが奥には入ることができませんでした、狭い土間で立ったまま
休憩・・窓も無く電気も点かないのでヘッドランプを付けてお茶を飲みました。
そうこうしているとM氏が到着、再び行動を開始します。
AM10:05 八経ヶ岳山頂。視界はほとんど無く景色は霧の中。風が強く休む余裕もありません。

美しい・・・

八経ヶ岳からしばらくはなだらかな稜線歩きです、積雪は多いところで20センチほど。休憩をするにも
寒くて太陽が当たる場所を探して昼食を取ります。暖かいラーメンを食べて温まります。
少しずつ積雪量が少なったころに楊枝ノ宿小屋に到着。AM12:50 

マウスを置いてね

振り返ると七面山の岩肌が見えます。前方には釈迦ヶ岳。

楊枝ノ宿小屋からすぐに仏生ヶ岳への登りとなります。そして次は孔雀岳、そちらもピークは踏まずに
巻いたようです。小さなアップダウンの繰り返し、登る時は辛いけど一つのピークを過ぎるとまた心地
良い笹原となります。尾根道は太陽が当たり積雪もなく快適。青い空と輝く霧氷は心を和ませてくれま
した。
孔雀覗に出ると前鬼川渓谷に「五百羅漢」といわれる巨岩が見えます。なかなか素晴らしい景色です
PM2:20 道標には釈迦ヶ岳 110分と書かれていましたが、そんなにかかるのかな?と思うほど
近くに見えました。ガイドブックには「この辺りから釈迦ヶ岳までが奥駈の核心部といえる」と書かれて
いて岩場があるらしいので、ワクワクしながら歩きました。

核心と思っていた岩場は期待はずれ・・・しかし雪が付いて少し凍っていたので滑ったら大変 (>_<)
慎重に進みます。巨岩の向こう側に回れるかと行ってみましたが、登山道は左下を巻くようにあるので
テープに従います。「阿吽の狛犬」と呼ばれる巨岩が見えました。

岩尾根を進むと最後の部分に鎖が下がっていました、ここも問題なく通過。空は晴れていて歩いて来た
稜線が綺麗でした。日が当たらない場所はかなり冷え込んで寒く、エビの尻尾がたくさん出来ていて
風の強さを物語っています。

PM3:30 釈迦ヶ岳に着きました、言うことなしの絶景!でもここも風が強くゆっくり休めませんでした。
深仙の宿まではあと少しでした。奥には小さな小屋があり、5〜6名のパーティが今夜ここに泊まると
いうことで囲炉裏に火をつけていました。中を見せてもらいましたがすごい煙で全員燻し出されてしまい
ました(>_< )私達もテントを張って中で休みます。
水場はほとんど涸れていて濁った水が少し取れる程度、M氏が沢に下って水場を探してくれましたが
どこも凍っていて水はなく、氷柱を取ってきてくれました、鍋で沸かして溶かしゴミを取って食事の支度を
してくれました。・・感謝です。持ち上げてきた水は明日の飲み水にすることに。
しかしこうやってテント泊をしているとだんだんと強くなるもので、下界では耐えられないことも山ではでき
るようになるのです。maiちゃんも2度目のテント泊でいろいろ経験したのでした。とにかく今日はゆっくり
休みましょう、お疲れ様 (-_-)zzz