能郷白山

2005.4.6

1617m

先日、部子山から見た能郷白山が綺麗だった。朝起きたら突然思い立って、岐阜県側から行こうと思った。
土砂崩れのため車道歩きが長いことは分かっていたし、家を出たのが遅かったので、雪が多ければ引き
返すつもりだった。土砂崩れの手前に2台の車が止まっていた。今日は誰もいないだろうと覚悟していた
ので少し嬉しかった。落石がいっぱい転がっている車道は一人で歩くには気味が悪い、つい急ぎ足になる。
40分ほど歩くと車道にも雪が出てきた、この時期の雪はハマって歩き辛い。するとコシアブラ取り?の地元の方が下って来られた。「今から一人で上まで行くの?」と心配そうに声を掛けてくれた。先ほどの軽トラは
この方たちのものらしい。「ハイ!行ってきます」とこの時はまだ元気な私 (*^^)v

駐車した場所からちょうど一時間ほどで登山口に到着した。思っていたより雪が残っている(^O^)/少し
休んで11時に出発。雪の下に笹があるらしく滑ってしまう、もがく様に斜面を登っていると上から鈴の音
がして男女が下りてきた。大きなザックでどうやらテント泊りだったみたい(^_^;)あぁ、この時点でこの山に
は今、自分しかいないのだと覚悟する。さみし・・・

見晴らしの良い尾根に取り付くとしばらく急登・・って、それまでもずっと急登だった(>_<) 福井県側から
の方が距離も短くてずっと楽。ちょっと甘かったかなと思いながらも稜線までがんばる!!
稜線に出ると急に風が強くなった、雲行きも怪しい。所々雪が割れてセッピも崩れそう。山頂はまだまだ
遠い・・どうしよう。引き返すか?それとももう少しだけ頑張る?自問自答しているつもりが、足は山頂に
向かう(^^ゞ 

風がだんだんと強くなって今にも降りだしそう・・雪の割れ目に腰までハマってしまい、ここで降りようと
決めた(遅い!!)ところがどの尾根から登って来たのかわからなくなり30分以上もうろうろしてしまう。
自分の足跡を探したり、地図を広げてみたり・・・挙句に帽子が飛ばされてサングラスも飛んでしまった。
一人の山がこれほど怖いと思ったのは初めてだった。焦っても仕方がないのでドーナッツを食べた。
ふと気がつくと向こうに白山が見える、やっぱり私のことを見守ってくれていたんだ〜なんて馬鹿なこと
を思う。これで落ち着いたのか、しばらくしてやっと取り付いた場所がわかっり、ホッとする(^^ゞ 

このあと、駆け下りるようにして下山、また長い林道を歩いた。村の中を走っていると先ほど出会った
山菜取りのおじいさんとすれ違った。「帰ってきたか」とニンマリ笑ってくれた m(__)m

反省
雪山で道を見失った時は決してうろうろしないで地図で確認をすること。
(うろうろすると余計に自分の足跡も以前の足跡もわからなくなる)
目印のテープなどを必ず持っていくこと。