1674m

2007.3.3(土)

野伏ヶ岳

大好きな山♪

初めてここに来てから、5回目の訪問になります。今日は昨年ホワイトアウトで山頂に行けなかったSIVA
ちゃんはリベンジを賭けて、そして野伏は初めてのchakoちゃんと3人。ギリギリまで心配していたお天気
ですが、何とか持ちそう。牧場までの林道歩きは所々雪がないので2〜3度板を外したり付けたり(^_^;) 
そういう作業に疲れたのか、chakoちゃんの板は途中からSIVAちゃんが担いでくれています、ありがと〜
可愛い姫のために頑張ってね (~_~;)

毎年ここに来ると見かけます、スノーモービルを楽しむ人たち。写真を撮らせて下さいとお願いすると
気さくに笑ってくれました。世の中にはいろんな趣味の方がいるもので、人それぞれ賛否両論ご意見
は様々。でも私たちも自然の中に入り込んで遊ばせていただいているので、できるだけそれを壊さな
いようにという心がけで一日を過ごさせてもらわなくちゃと思います。気持ちはみんな同じですよね!
ちょこっと排気ガスの臭いで困りましたが、笑顔はさわやかな人たちでした。

和田山牧場跡で少し休憩して、ダイレクト尾根に進行方向を変えます、しばらくは平坦な道を・・・振り向く
と、とても気持ち良さそうなchakoちゃんの笑顔があります。きっとリフレッシュしているんだろう、こういう
時の笑顔っていいなっ!シール歩行は辛いけど、それを楽しんでもらえているのは笑顔をみるだけで伝
わり、私のほうまで嬉しくなります。ブナがいい感じ(#^.^#) 
しかしchakoちゃんの笑顔もここまで・・長い板がブッシュに阻まれ身動きができなくなってしまいます(>_<)
疲れ果てた様子でここに板を置いて行くというchakoちゃん。せっかくここまで来たのに板を置いて行った
のでは楽しめないと思い 「私が担いで上がるから先に行ってて」 と言っちゃた (^_^;)
ここからもっとブッシュが多くなり悪戦苦闘することも考えず・・そして益々急登になり息も絶え絶え (>_<)

この苦しい異常な状況になぜかドップリとハマってしまった私・・ん?何か変!それでもやめるわけにも
いかない。とにかく、リベンジのSIVAちゃんに「山頂を踏んでくれ〜」と祈るだけなのでした。時々気にし
て振り向いてくれるchakoちゃんにも「山頂まで行っておいで〜っ」と叫ぶしかなく・・・山頂間近の稜線で
顔を上げるとSIVAちゃんがカメラを向けて笑ってくれるのでした。ウルウル(>_<) やっぱ、何か変な私。

SIVAちゃんに「山頂に行っておいでよ」と言うと「もう行ってきたで〜」という返事。かなりお待たせしたよ
うです、ごめんね。山頂まではあと少しでしたが、私は今回はここまでとします(山頂に行く元気も残って
おりませんでした) 贅沢にも至れり尽くせり、SIVAちゃんにおうどんを作ってもらって、食べるだけ食
べて限りなく大満足しました。ごちそうさま!

登りだけで精根尽き果たした私と何故か元気が残っているchakoちゃんにはまだこれから「滑る」という
大仕事が残っています。最初は右の尾根を滑るつもりでいましたが、登っているときに確認して少し雪が
裂けていたりして危険かも・・ってことで無謀にも中央ルンゼと呼ばれる谷に滑ることにしました。今から
考えると初心者には無茶なことでした。とにかく降りるしかない 「怖いよぉ〜」と言う私たちに 「大丈夫
や〜、思い切って行け〜」という無責任なSIVAちゃんの声援を受けました、ありがとう!がんばる(^^ゞ 
しかし早速、二人ともずっこけます (^_^;) 転んでは起き、ブッシュに突っ込みそうになりながら必死の
二人。誰かが見ていたとしたら、かなり滑稽な様子だったにちがいありません。だけど時間も遅く、幸い
にも誰にも会いません、キャーキャー言いながらも結構楽しんでいました。

ダイレクト尾根をツボ足で下ったSIVAちゃんが心配そうに牧場跡で待っていてくれるのが豆粒のように
見えます。「あれ、SIVAちゃんやんなぁ」 「フフッ、心配しているんやろな・・」そんな独り言を言いながら
私なりにスキーを楽しみました。chakoちゃんはここからが元気になります、いつもそうなんです(>_<)
待っていてくれたSIVAちゃんを放って、快適に林道を滑ります。シャーシャーと板が滑る音だけがだん
だんと離れていきます。一応、SIVAちゃんが見える範囲で時々立ち止まったことは真実です。でもジッ
としているととても寒くて、途中で待つことはヤメました、ごめんなさい m(__)m
薄暗くなった駐車場にSIVAちゃんの姿がやっと現れます、お疲れ様〜ありがとうね (^_-)-☆
楽しい1日でした、感謝です m(__)m 来年こそはテント泊できたいな♪

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