持篭谷山

2006.3.15

(1120m)

3月も半ばだというのに前日に雪が降った、大野はたくさん積もっているだろうな。
shonさんのHPを確認すると「ラッセルが大変そうならゲレンデで遊びましょう」と書いてある。短い板と長い板を車に積んで準備する。新雪なら私は無理だ・・・滑れない。でも何事も練習だ!皆さんには迷惑をかけるけど、見守って頂こう。ダメなら歩いて降りればいい(^_^;)
そんなことを考えながら車を走らせた。早朝、大野は深い霧に包まれていた。10m先も見えないくらい信号機も判らず、交差点を間違えてしまいそう・・・実際、間違えた!霧の中を彷徨いながら何とか真名川ダムサイトに到着。ドッポさん、ひろろとろろさん、shonさんはすでに到着、私も急いで準備する。

ダムの上ですでに新雪が10〜15cm、霧が引き青空が広がってきた。綺麗・・・

ボーっとしている暇はない、ひろろさんがスキーを履いてどんどん歩いてゆく。ドッポさんはワカンを付けて、shonさんと私はつぼ足。そしていきなりの急斜面、スキーのひろろさんは巻きながらどんどん進むが結構大変そう・・私たちも腰まで埋もれながら交代でラッセルする。雪の下には笹があるのか、滑ってつらい。それでも皆さん強気だ、すごいパワー!!

ひろろさんの「尾根に出たよ〜」と言う声にホッとする。素晴らしい青空だ、誰も歩いていない純白の雪。こんな日に山に登ることができて幸せだ〜(#^.^#)

綺麗でしょ!!言葉はいらないですね。

荒島が見えるポイントで今日はここまでとする。昨夜の雪で真っ白に化粧直しした荒島とその向こうに見えるのは白山(大汝)だそう。すごい・・・
絶景だ。来年は山頂まで頑張ってみよう、きっともっと近くに荒島が見えるのだろう。ここからだって手が届きそうだ、すぐに行けそうな気がする。
テントを担いで来てみたいな、一人だと怖いだろうな・・・頭の中でいろんなことを考えてみる。
しかし、問題は下りのスキーだ!!夢見る夢子ちゃんはここまで・・
スキーの準備に取り掛かかろう。どうしよ・・この雪じゃ、コケまくりだな。

・・・・・・ところが皆さんの華麗な滑りをご紹介するにも、ここからの画像が一枚もない。自分が滑るのに必死で写真を撮る事もできなかった。
とにかくフカフカの雪は気持ちイイ、でもコケまくり。さすが皆さんはこんな雪でも颯爽と♪
途中、雪の中に埋もれていた枝に引っかかり足をひねったままひっくり返った、突き刺さった板が抜けない(>_<) 動くと激痛が走る・・
「shonさ〜ん、足が・・足が・・」あわててshonさんが板を外してくれた。大丈夫、ひねっただけのようだ。すいません、お手数かけました。

その後は不恰好ながらも何とか板を滑らせながら、無事にダムサイトまでたどり着いた。
駐車場でshoonさん特製のお味噌汁を頂きながら、楽しい時間を過ごした。
皆さんにおかげでこんな美しい山に来ることができ、感謝です m(__)m