三池岳〜釈迦ヶ岳〜水晶岳

2009.11.23

971.8〜1092.2〜954.1m

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junさんから頂いた写真,

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昨日は伊吹山の楽しいバリルートでした、念願の2尾根制覇でちょっとウキウキ気分。
翌日も晴れそうだし、2連荘ですが行きますか?ってことで、疲れを知らないjunさんとまたまた出撃!
「今日は明るく陽気なハイキングコースで」 (ん??な事言って。めっちゃロングではありませんか・・)

朝明キャンプ場で待ち合わせ、そこに一台デポして、八風キャンプ場に向かいます。
ここも昨年の豪雨の爪跡が残っています。それを目の当たりにすると辛くなります。
三池岳自体が地味?な山なのか、祝日だというのに他に登山者はいません。
空きスペースに車を止め、ゆっくりと出発です。
尾根の末端から急登の始まりです、結構な傾斜で出だしから辛いです。。
これはみんな登りたがらないコースかな(^_^;)

昨日あんなに頑張ったせいか、足が攣りそう・・・ふくらはぎがパンパン!
尾根上に上がると小さな池が。これがお菊池かな、悲しい伝説がある?思っていたよりも小さいです。
池からすぐにザレ場があり、そこは展望がいい。思わずシャッターを切る、でも霧が・・

登山口から1時間10分で三角点のあるところに着きました。
三池岳の山頂はそこからさらに3分ほど行ったところ。
ガスで真っ白、何も見えません。そして寒い・・(>_<)

少しずつガスが引き始めました。天気予報通り、天気が回復してきたようです。
稜線歩きは楽ちん、青空も見えて快適に歩けます。振り返るとさっきいた三池岳が見えます。
ガスの切れ間から見えるのは、釈迦ヶ岳と御在所かな。まだまだ遠いなぁ・・・
ただ、昨夜の雨で登山道脇の笹が濡れているのでズボンがびしょ濡れ、スパッツをしてくるべきでした。

稜線から少し下ると鳥居がある広いところに出ました。
ここが八風峠、昔はここに茶屋があったとか・・・甘いものとお茶でのんびり景色を楽しむのも良さそう。
近江と伊勢を繋ぐ古道、昔の人の生活に思いを馳せるのでした。

県境稜線は展望もよく歩きやすい道。釈迦ヶ岳はまだガスの中ですが、それがまたイイ感じ。
お天気になって良かった〜走ってはもったいないですが、走りたくなるような登山道でした。

八風峠から10分ほどで中峠。ここから下を覗くと車を止めた八風キャンプ場が見えます。
この辺りにはまだガスがあり、肌寒い・・
地図を見ると、ここから八風谷、スマイバ谷に降りる破線が記されています。
少し先の道標には 「→仙香谷」と書かれています。帰ってから調べるとカラシコ谷に下れるみたい・・・
ちょっと興味ありますが、またの機会に(^^ゞ

稜線歩きでさらに足元が濡れました。もう靴の中までグショグショ・・・冷たい。
釈迦ヶ岳山頂に到着、ここは展望もあまり良くなく写真だけ撮って通り過ぎました(^_^;)
そしてしばらく行くと、釈迦ヶ岳の最高点。ここは松尾尾根の頭だそうです。
地図を見るとここから松尾尾根や庵座谷から朝明渓谷に繋ぐ道があります、庵座谷には庵座の大滝
があり、一度行ってみたい。

最高点からの展望、junさんが今日のこのコースを選んだ最大の目的は・・・
先月行った銚子ヶ口&イブネをここから見る!!だと思う、たぶん。
最高の展望に思わずバンザイ!

多少のアップダウンを繰り返し振り返ると釈迦ヶ岳方向(松尾尾根)が雄姿を見せてくれる。
荒々しい岩壁がカッコイイ!と、思うのは私だけかしら(^^ゞ
小さなピークに出ると岩に「猫岳」と書かれた道標があります。猫岳・・・私は知りませんでした( ..)φ

笹原が美しい稜線を歩きます。確かに美しいのですが、せっかく乾きかけたズボンがまたびしょ濡れ。
でもすっかりガスがなくなり、日差しが暖かく感じます。
一旦下り、また登る。少々疲れてきましたが、もう少し頑張ります (*^^)v
白滝谷の分岐に「羽鳥峰道・2/5地点」と書かれていた。「羽鳥峰道」ってどこからどこを言うんだろ・・
鈴鹿の山は難しい、もう少し勉強しないと(-_-;)

白いザレ場に出ると、そこが羽鳥峰でした。少し高くなったところに立つと爽快です。
釈迦ヶ岳が見えます、素晴らしい・・・
釈迦ヶ岳最高点で会った男性も到着、私もちょっとシャリバテ気味なので行動食を食べて休憩。
羽鳥峠からさらに先を目指します。しかしここのザレ場、歩き辛い。

平坦な庭のような所から崩壊箇所を過ぎると、小さな木に「金山・906m」と書いた板が付けてあります。
ここから見える景色も素晴らしい。そしてまた崩壊した稜線を進みます。

中峠に到着。ここは朝明渓谷、大瀞(下水晶谷)、羽鳥峰、根の平峠の分岐となります。
私たちは根の平峠方向へ、本日の最終目的地も水晶岳を目指します。
先に見える高みを行けば水晶岳だ〜見た目にはあと少し!と思いますが、結構長く感じました(^^ゞ

水晶岳山頂に到着 時間はまだ12時前\(^o^)/\(^o^)/
登山口から、4時間50分ぐらいかな・・やった〜!

山頂で暖かいおでんを頂いて、体もポッカポカ。ありがとうございましたm(__)m
「まだ時間も早いから、いっそのこと御在所まで行く?」なんて、疲れを知らないjunさんが言ってますが
それは聞き流す事にして、とっとと下山します。ちょっと後ろ髪引かれましたが・・

根の平峠には数名の登山者が休憩中でした、ここはゆっくりと時間が過ぎていく感じがする。
もう急ぐことはありません、私たちも歴史を感じながら、降りましょうね、とjunさん。
(とは言え、結構走ったような・・)
ここは初めてなので以前の景色を知らない私ですが、崩壊箇所は痛々しかったです。
でも徐々に復旧工事も進んでいる様子でした。

お風呂は朝明にある「三休の湯」へ。少し高台にあって車高の高い車でないと辛い坂を上がります。
こじんまりとしたアットホームな温泉でした。食事もできるみたい・・
今日も鈴鹿を満喫できました、感謝 m(__)m