2005.6.19

2897.8m

初めて立山に行った時、遠くに美しい三角形の山が見えた。知らない人が「あれが笠ヶ岳だよ」って教えてくれた。
その時の私は「ふ〜ん、あれが笠ヶ岳」と思っただけ(^_^;) その後、焼岳山頂でもみんなが「笠ヶ岳が見えた」と
大騒ぎしていた。その時も「笠って人気なんだ・・」って漠然と(^^ゞ 今日はその笠ヶ岳の日帰りに挑戦です♪

笠ヶ岳

深夜に自宅を出発、新穂高へ向かう。無料駐車場から笠ヶ岳登山口まで1時間ほど林道を歩きます。  
下界はもう春だというのにまだまだ寒い(^_^;) 途中出会う人はなく静か、黙々とただ歩くだけ・・
登山口には雪はなくて夏道をいきなりの急登です。でも初心者の自分は「こんなもんかな」と思いました。
辛かったけど、その先にどんな景色がまっているのか、それが楽しみでウキウキしていました。
そのうちに雪が現れて登山道は見えなくなり、M氏の的確なルートファインディングに従い、登ります。
途中でアイゼンを装着、いよいよだなぁと気合を入れます。
見上げると雪の壁!!どこをどう登るの?って感じです。前方に単独男性がルートがわからないと言い
右往左往していました。私と同じでまだ初心者みたいです。雪に慣れていないのかアイゼン歩行も大変
そう・・・少し話をして先に進みます。このあとこの男性には会わなかったので引き返したと思われます。
大きなセッピを登り詰めると杓子平の稜線に出ました。するといきなり目の前に笠ヶ岳の姿が\(^o^)/
感動のご対面です、だけどこんなに歩いたのに、山頂まではまだまだ遠い・・・

夏だとこのまま抜戸の分岐まで行くのですが、冬や残雪期はトラバースします。これがまた結構しんどい
と、言うよりかなり危険。稜線でまた違う単独男性に会いました、この人もルートがわからない、夏と同じ
ルートで良いのかとM氏に聞いていました。少し話をしてお先に失礼しました。
トラバースは一歩間違えば谷に滑り落ちそうで怖い!慎重にM氏の後を追いますが、このルートの中で
この時が一番長く感じられました。

AM10:40 やっとの思いで抜戸岩のある稜線に出ました。登山口からここまで4時間40分くらいかな。
この雪の状態ならまずまずか?遅いのか?全くわかりませんでした(^^ゞ
でも今日は日帰り、ゆっくりはしていられません。頑張らなくては!

稜線上はセッピに気をつけて歩けば問題ない、雪が融けて緑も見えています。ハイマツの中に咲いている
キバナシャクナゲが唯一出会った花でした。この時は感動でした (#^.^#)
時々霧の中から見え隠れする笠ヶ岳山頂 「あと少し、もう少し・・」 でもなかなか届かな〜い!
小屋では春山に向けて小屋開けの準備が始まったようです。雪を融かしてタンクに水を貯めるという大変
な作業をしておられました。ここで少し休憩してザックを置かせてもらい山頂に向かいます。

霧が出て辺りは全く見えなくなりましたが、この時の感動は
一生忘れないと思います、ありがとう〜m(__)m

小屋でトイレをお借りして下山開始です。稜線の風の当たらない場所を選んで、暖かい昼食を取りました。
登りに杓子平で会った男性がまだ同じ場所にいました、結局山頂は諦めたようで引き返しているのかな。
少し足が疲れたのか、辛そうな足取りです。挨拶をして通り過ぎましたが大丈夫だろうか、心配です。
下山途中では槍ヶ岳が姿を見せてくれました、やった!

PM4:20 登山口  


私にとっては、この笠ヶ岳日帰りがとても大切な思い出となり、山を続ける自信に繋がりました。
ある意味では、この山が私の山の第一歩なのかもしれません。
素晴らしい山と全ての人に感謝です m(__)m