笛吹川東沢釜ノ沢

2007.8.11

(甲武信岳)

2475m

出会った花たち

駐車場AM5:35 昔は甲武信岳に登るルートとして東沢が使われていたようですが、今は巻き道など
崩れて通行禁止となっています。調べてみると東沢釜ノ沢の遡行は一泊二日の行程が一般的?(^_^;)
これは大変な一日になるぞ・・と覚悟の上での参加となりました。出発前に全員ヘッドランプを携帯して
いるか確認。林道をしばらく歩くと東屋に到着。綺麗なトイレと山岳指導所の看板がありました。

東屋からさらに10分ほど行くと徳ちゃん新道の登山口があります。さらに山荘の前を通り過ぎ、道標に
従って進みます。そこからすぐに田部重治の文学碑がありました。甲武信岳が百名山に選ばれたのも
この沢から登られたからこそだろうということも後で知りました。

二俣の吊橋を渡り、少し崩れかけた踏み後を登ると東沢と西沢の分岐となります。東沢の河原に出ると
そこにはテントが一張り、こんなところで魚を釣ったりしながらキャンプするのは楽しいだろうなぁと思い
ました。男性が一人、パンツ一丁で遊んで?います。正面に鶏冠山が見えました。ハーネスなど沢の装
備を身に付け、準備が整うと広い河原を上流に向かって歩きます、時々ジャブジャブ水に入ったりゴロ
ゴロの石を飛び越えたり・・ここまではまだ楽しい(#^.^#) 左岸には「鶏冠山登山入り口」と書かれたプレ
ートがありました。木々の間を覗き見ると、細長い沢が見えます。

しばらくすると流れは少しずつ狭くなり、いよいよ沢へ突入か・・といった雰囲気。でも実際は左岸に上が
り高巻きの登山道のような道を歩きます。大好きなイワタバコの花が沢山咲いていました。しかしその
道も所々崩れていて上右のような岩場を降りたり登ったりして進みます。下に見える沢の水が美しい♪
小さな滝や釜がグリーン色に輝いていて感動でした。

倒木を跨いだりしながら進むと、左岸の巻き道が一本の支流にぶち当たりました。これを登るのかと思
いましたが違うようです。河原をみると、ここにも一張りのテントがありました。ここの主も単独の男性の
ようです、岩の上に服を並べて乾かしていました。一旦下るとそこは不思議な空間です、テントを張る
には良いところかもしれませんが沢の音がうるさくて眠れるかな。ふと見ると限りなく透き通った水が・・
美しい〜〜エメラルドグリーン\(^o^)/ これがホラノ貝の淵と呼ばれるところかな。AM7:10

その景色に見惚れならが写真を撮り先に進みます。また左岸を登りホラノ貝を高巻くようにして登山道
は続きます。chakoちゃんが遅れ気味になってきました、hiro君が心配そうに振り返って待っています。
踏み後の最後にまた岩盤を下ります。岩がヌメヌメしていて滑りそうですがロープがあるので大丈夫。

河原に下りて徒渉、気温が上がり暑いので時々ジャブジャブします。AM8:24 乙女の沢に到着。
そそり立つ岩壁も圧巻です。ここまで特に沢登りをしているという感覚はなく楽しい沢歩きといった感じ
でした。時々休憩しながらそれぞれが思い思いに歩きます。

ゴーロ帯や瀞を歩いてどんどん進みます。気が付いたら東のナメ沢でした、ものすごくキレイなナメです
が。。ヌメヌメ滑りそうで怖いのです。まるでセメントを塗ったようにスベスベのナメでした \(^o^)/

キレイな淵です、その際スレスレのところを歩きますが、ここも結構滑りそうです。もう少し水温が高いと
中で泳ぎたいくらいですが、寒くて無理でした。hiroくんは若さでOKみたいでした (>_<)

東のナメ沢から西のナメ沢までも快適に徒渉、本当に水が美しく何度も写真を撮ってしまいました(#^.^#)
ここまでは何の問題もなく来たのですが、この先で私のデジカメがぶら下げていた袋から無くなっていま
した。chakoちゃんとhiroくんには待っていてもらって、1時間〜1時間半ほど来た道を戻ったりしながら探
しました。最後にシャッターを押したと思われる地点まで2〜3往復・・・でも見つかりません。時間が押し
迫ってきたので諦めました m(__)m  落ち込んだままではいけないと、昼食にすることにします。
ここからはM氏の写真をお借りします、魚止ノ滝ではザックを下ろしてhiroくんと2人で遊泳開始〜でも寒
くてダメ!! 魚止ノ滝は左からツルツルの岩を登ります。

魚止ノ滝から上部に登るといよいよ「千畳のナメ」思わず歓声が上がります、きれいです!
素晴らしいの一言です \(^o^)/ カメラが無いのが残念でした・・・トホホです(^_^;)

曲がり滝を過ぎ、あと少しで両門ノ滝へ。カメラを探している時に会った単独男性が木陰で休んでいまし
た。私達もここでまた少し遊ぶことにしました。やっぱ、夏は沢だわ(^^♪

両門ノ滝からしばらく行くと長いゴーロがあります、飽きるほど歩くといくつかの登れる滝がありました。
そこから広河原と呼ばれる辺りを歩き、長くてハードで急な斜面が現れます。歩いても歩いても登って
も登っても進まないような気がしました。頑張って登り切ると上部にポンプ小屋がありました、そこには
手が千切れそうな冷たい水が出ています。ここから登山道に従って少し登ると甲武信小屋に出ました。
小屋には寄らず、分岐に荷物を置いて山頂へ。下りは徳ちゃん新道を使いました。途中で暗くなって
予定通りヘッドランプを付けました。登山口PM7:20
私のカメラを探していなければ、明るいうちに戻れたと思う。メンバーには迷惑をかけてしまいました。

二日後の朝、甲武信小屋から電話を頂きました。沢を登ってきた人が水没していたカメラを拾ったと
届けてくれたというのです。電源を入れても動かないのでカメラはもうダメかもしれないけど、データが
残っていればいいですね。と・・・次に山を下りたときに送りますからと言ってくださいました。それから
約3週間、短い手紙とカメラが届きました。拾って小屋に届けてくださった方、そして小屋の方の優し
い言葉・・本当に涙が出るほど嬉しかった、感謝です。。思い出の写真、残っていました(#^.^#)
本当にありがとうございました。