五竜ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳

2009.5.5〜6

2814m

途中撤退 (^_^;)

一昨年のリベンジ、今年こそ行くぞ〜鹿島槍ヶ岳!ということで、挑戦なのですが・・・
4月末から5月始めにかけて、爺ヶ岳〜五竜岳周辺では事故が何件も重なっていました。
しかも明日からの天気もイマイチです。いくら何でもやや心配になり、気持ちが落ち着きません。
出発前に確認メールをしてみました。弱い気圧の谷・・・とりあえず現地に向う。
参加は、先週の白馬主稜と同じメンバー。


とおみゲレンデのエスカルプラザは全く雪がない、例年なら少しは雪が残っているんだけど・・
それでもアルプス平はまだ滑れるらしくテレキャビンはスキー客で行列ができています。
ここでM氏の知り合いに会い、その方達は中遠見までピストンするということで話が弾んでいました。
AM8:30 ゴンドラ始発。 その後、第一リフトに乗り継いでそこから歩きます。

何度も歩いているのでコースの様子はだいたい理解している、とは言え、久々のテン泊装備でヘロヘロ・・
「休みたいデス」 「まだダメ」 「・・・」 「・・・」 ガマン、ガマン、修行じゃ〜〜!!仕方なく粘ります。
いつものビックリするようなセッピも貧弱で部分的に夏道が覗いている箇所もありました。

中遠見のケルンの回りも土が見えています。ここで休憩 \(^o^)/ 
八方スキー場の上空は少し明るいようですが、五竜ヶ岳も鹿島槍ヶ岳も山頂はガスの中でした。
連休で山荘が営業していたせいか、下山してくる数組とすれ違いました。

最後の辛い登り、本来ならこの時期は白岳経由で登るのですが、今回は山荘に向って登るトレースが
あります。スキーヤー2名が板を担いで降りてきました。遠見尾根でテント泊している人達でした。
意外に早く山荘に到着、外の椅子をお借りしてしばらく休憩。ここでハーネスを付けます。

山荘からの登りはそれなりに雪も多く、急斜面でいやらしい箇所も多々あり (>_<) 
今日は気温があまり低くないので凍っているところも少なく、以前よりは安心できましたが注意は必要。
山頂手前ぐらいから風が強くなってきました。とりあえず山頂に行き、写真だけ撮ってもらう。
さらに分岐に戻り先に進みます。トレースは微かにありますが、かなり微妙な天気に・・雪がチラチラ。

風が強くなり、ホワイトアウト寸前。時間はまだ2時前ですが、ここで行動を中止することにします。
岩場ではありますが反対側がハイマツでちょうど雪が多いところがあります。ここで雪洞を掘ることに
しました。2時間ほどかかりましたが、3人が横になって眠れるほどの空間は確保できました。

食事を済ませ、あとは寝るだけ・・・風の音もしないので静かで、テントよりも暖かいかも。
ただ、シートもシュラフカバーも濡れるので、不快指数120%でした。私には向いていません (>_<)
しかも、少し眠ると外を人が・・・歩くような・・・そんな音が聞こえてくるような気が・・・気がするだけ?
かもしれませんが、何となくそんな気がするのです。コワい・・
とても快適に眠れるとは言えませんが、このような場所でこんな天候ではテントを張る事が難しいので
この時はこの方法が一番良かったのではないかと思います。

AM3時起床。外はガス、新雪が15cmほど積もっています。お湯を沸かし、朝食をとり、荷物を片付け
様子を見ることにします。1時間ほど待っても回復は見込めないので、戻ることにします。
岩場が続く上に新雪が積もっているので危険、時間も長く感じ、精神的にも疲れました。
それほど寒くはありませんが、濡れたザックは全体に薄く氷が張り、アイゼンやピッケルのコードも凍って
いました。風が強いのでもちろん目出し帽は必携です。
山荘から下ると、空は徐々に明るくなり、ホッとしました。
遠見尾根の途中、昨日すれ違ったスキーヤーに会います。彼らもテントを撤収し下山するところでした。

AM10:00 暖かい温泉に入ることができ、電話で下山を報告。
怪我もなく無事に戻れて良かった!ご一緒していただいたM氏S氏、ありがとうございました。
今回は精神面で相当勉強になりました。自分を誉めてあげたい気分です(^_^;)



帰りの車中、友人達から次々と心配メールが届きました。今日の午前中に鹿島槍で滑落事故があり・・
ニュースを見て心配をかけてしまったようです。
その後のことは現時点ではわかっていませんが、無事をお祈りしています。m(__)m