権現山〜ホッケ山  2013年4月14日(日)

3/8蓬莱山〜権現山(霊仙山)を登山しているはずの男性が帰宅せず、以来警察や山岳会等の方々
知り合い及び有志方々の必死の捜索にも関わらず、いまだ見つかっていないという。
毎週のように捜索されているレスキュー比良の知り合いにお願いして、この日の捜索活動に参加させ
てもらうことにしました。
当日はレスキュー比良2名JAC京滋支部2名とご本人の友人1名の方と合計5名で捜索となりました。
某所で集合し、2台で栗原登山口に向います。準備をして早々に出発。
登山口から「もし」と思われる場所を確認しながら登ります、これはなかなか大変な作業です。

当時はある程度の残雪があったのでそれを想定して、踏み抜きや滑落しそうな場所を重点的に見る。
当然危険な場所が主で100M〜200Mほど下り何か手がかりがないか探します。
滝谷などのかなり危険ばところはロープを出して降ります。降りることは何とかできますが、こここを登る
のはかなり大変です。ピッケルがないと登れないくらいの斜度があり、捜索の大変さを実体験しました。
私たちも当然、ヘルメット、ピッケル装備です。
2名が滝谷方面を探している間に、私たちは違う方向を探します。私は地図で危険マークのある谷を
下ってみました、怖かったです。

山頂で少し休憩し、さらに周辺を探します。なだらかな山頂も雪が残っているのを考えて、道迷い、滑落
等いろんなことを想定しなくてはなりません。
山頂直下を手分けして下りますが、下部はかなり急斜面になっていて不安になります。
緊急用のシートが落ちていたのでそこまで下りました、周辺に何かあるかと期待しましたが何もなし。
東西南北さまざまなルートで探しますが、その他の方向もこれといって手がかりなし。
手袋や帽子、ストックなどの残骸でもあればいいのですが・・・

ホッケ山まで向う途中の支尾根、谷、沢等、これと思われる場所は下ってみます。
何の手がかりもないまま、時間は迫ってきます。後ろ髪ひかれる思いで下山開始。
友人の方は来週も他のルートから捜索されると言います。
レスキュー比良でも活動していくそうです。

ご本人は登山経験も豊富でGPSも以前から使っておられこの日も携帯しています。
ご家族にはどのルートで登るか地図に記入したものを置いて出発されているそうです。
今までの山行の記録もきちんと残されており、それらを参考に捜索しています。
すでに1ヶ月、多くの人が捜索活動されていますが、手掛かりすら見付かっていません。
登山道には警察の方でビラも張らせていただいています。
登山する方々も登山道を外れたところには入らないようにしてください。
少し道を外れただけで道迷いの原因になります、危険はどこにでも潜んでいます。
注意して山を楽しみましょう。





実はこの冬にクライミング仲間の知人が山で遭難し、残念なことに1名が命をなくしてしまいました。
その時、皆で辛い思いをしました。
大好きな山で大好きな人を失うのは悲しいことです、このようなことが二度とないように
私たちは慎重に行動し、事故を検証し、次に伝えていかなければなりません。
これからも自分にできることから少しずつでも協力できればと思っています。


山が楽しい思い出を作れる場所でありますようにm(__)m