富士山の記録2012.5.27

前日、土曜日に荒島岳登山をしたので日曜日は伊吹山にでも行くつもりでした。
ところが「高所トレに富士山登山はどうか」とメールが届く・・・
でもたった今、荒島に登ったし疲れているし・・・と、さすがに一旦は断る。
でも富士山を一人で行くには経済的にも（距離的にも）体力的にもリスクがあり過ぎます。
よし、少し頑張れば何とかなるだろう、トレーニングにもなるし、やってみよ！！
ありがとう、Jさん！ほな、行くで～よろしく＼(^o^)／　と返信　(笑)
家に戻って２食分の食事を作り、山の準備をし、何とかＰＭ９時には自宅を出発できました。
Ｊさんと合流後、高速で富士宮を目指す。早めに到着したので駐車場で２時間ほど仮眠できました。
起きて外に出るとビックリ、スキーヤー＆ボーダー＆登山者の車で満杯！！

ＡＭ５：３５　駐車場出発
しばらくはゴロゴロ石の道、スキー板は残雪用の細いのを持って来たのでかなり重いです。
足元も歩き辛く、先が思いやられます(>_<)　雪が出てきてしばらくキックステップで登りますが
雪が硬いので途中でアイゼンを付けました。

ほとんどの人は板を担いでアイゼンで登っています。シールで登っている人は３名くらい、でも一名が
滑って落ちてきました・・・こわっ！！！　朝のうちはスキーは担ぎで正解です。
しかも上の方で「らくーーーーっ」という声が聞こえて・・・ボーダーが回避、一瞬どよめき安堵の声。
みんなホッとしています。
いや～軽量化してヘルメットも持ってないし、失敗したな。嫌な感じでドキドキします(~_~;)

振り返ると街と海・・・キレイや～～～　しかし、しんどい・あつい・だるい(笑)

これは途中の鳥居、何合目？８合目くらいか？先はまだまだ遠いようです。
Jさんには迷惑をかけましたが足が重くて何度も休憩させてもらいました、すいません(~_~;)
この時期の富士山は今回で３回目ですが、一番楽なような気がします。前回は一人、孤独で辛かった。
やっぱり仲間がいると頑張れます、それにしてもスキーヤーとボーダーが多いです。

最後の急登のところが雪が硬く少し緊張しました。足跡の歩幅が私には合わず辛かったです。
それでも何とか山頂鳥居に到着です、ホッとしました。
そこでJさんが誰かと話しています。山ごろさん、でした、３年ぶりでしょうか　m(__)m
岐阜の藪スキーでもニアミスだったりしています。富士山でお会いできるとは感激です。
一緒に最高峰の剣ヶ峰に向います。

ボーダーがお釜の中に向って滑っていきました。
Jさんも山ごろさんも・・・行っちゃいました。私もヘロヘロになりながら
何とかズリズリと滑りました。危険な雪質ではありませんが硬くて重い。

せっかくだからと、記念写真を撮ってもらいました。
さて、降りたは良いけど、登り返しが辛いです(笑)　板は担いでツボ足で登ります。
最後に稜線に出る手前の斜面が凍ってきているようで、Jさんがアイゼンを付けるようにと
上から叫んでいます、了解！！ほんっと、アイゼンしても刺さらず、かなり緊張しましたよ・・・
少しの時間差でこうなるんだなぁ、さすが富士山は高い山なんだと実感しました。

さて、いよいよ降ります。恐る恐る・・・ヘロヘロになって滑りました。
今日は板と靴の選択を失敗。いつものGOTちゃんにすれば良かった・・・
今シーズン初めて使う細板では辛すぎました、残念。

下に行くほど雪は重くなりますがザラメのところもありよかった（*^_^*）
でももう疲れて足が思うようになりません。
遅ーい！！と叱咤されつつ何んとか必死のパッチで降りました。
叱られても、ヘタでも、スキーは気持ちいいっす(笑)

雪が切れたところからトラバースしてほとんど下までスキーで下れました。
怪我もなく、無事に下山でき、感謝でした　m(__)m

駐車場は朝よりも車が多く観光客の人もいっぱいでした。
汗まみれの「きちゃないスキーヤー」は変だったろーな(~_~;)

下山後、街から見る富士山は大きかった、あれを登ってスキーで降りたんですね。
こんなに真っ青な空の富士山に行けて良かったです、ありがと～m(__)m

でもまた近いうちに行くぞ・・・今度こそちゃんと滑る！(>_<)
あ～でもその頃にはツボ足かもですね。
今期中にもう一度　FUJIYAMA　♪　行きたいです

富士宮口・駐車場　５：３５＝＝＝六合五勺　７：０３＝＝＝八合目付近　８：４３＝＝＝九号五勺　１０：１７
富士宮山頂付近　１０：５４＝＝＝剣ヶ峰　１１：２０（１１：４８）＝＝＝お釜底１２：０５＝＝＝山頂　１３：００
下山開始　１３：０６＝＝＝駐車場着　１４：２７