富士山

2009.6.7

3776m

須走口

今期の最終目標「単独で富士山」へ、前夜発で須走登山口へGO!
高速代1000円とは言え、近くはならないのが辛いところ・・深夜の駐車場にはすでに車が7〜8台ほど。
とにかく少しでも眠らなければ体力が持ちません。
人の気配で起床  スキーヤーが数名出発準備をしている、私もコーヒーを入れノロノロと準備にかかる。
外に出ると大きなカメラを据えて朝日を撮っている人もいます。
雲海がまるで海のよう・・美しい(*^_^*) 見上げれば青空&白い富士、今日は一人でがんばらなきゃ・・

多くのスキーヤーが少し前に出発したのに、登山口にいるのはボーダーが一名だけ・・・
ほとんどの人はブル道から行ったんだろうけど、事前に調べてはいたもののどこから行けば良いのか
今日はツボ足、スキーではないので登山口から登る事にしました。
トイレにはまだ鍵がかかり、有料のトイレをお借りしました(200円)
小屋の人が「一応住所と名前を聞かせて、下山したら店に声を掛けて」とのこと。
「気をつけて行ってらっしゃい」と爽やかな声、気持ちよく出発が出来ました m(__)m

登山口から涼しい樹林帯を行く、40分ほど歩くと雪が出てきました。樹林に阻まれ、やや歩き辛い所も
ありますが、それほど困る事はありません。

樹林帯にはまだまだ雪が残り、所々登山道を確認しながら登っていきます。先ほどのボーダーと前後しな
がら歩きます。視界が広がり6合目の小屋の横に出ました。まだ扉は閉ざされたままです。

しばらく行くとまた小屋があります、これは新6合目かな?展望良し♪スキーヤーが休憩していました。
斜面には雪がありますが、ツボ足でも大丈夫です。ボーダーが先を行きます、重いでしょうけど若い・・
その上にはまた小屋があるようです。

7合目の小屋かな、ここはまだ雪に埋もれています。このあたりに来て、上部、左右にスキーヤーの姿が
多く見られるようになりました。斜度がきつくなり、新雪の下が凍っているところがありアイゼン装着。
どこからか犬の鳴き声が聞こえてきます。小屋開けの準備で連れて来ているのでしょうか。

8合目の小屋?入り口に人がいて登ってくる人を見ている。さっきのワンちゃんはここにいるのかな?
いつの間にかスキーヤー達が周辺に・・ツボ足でもゴボりませんか?僕もツボ足に換えようかなと(^_^;)
シールで登るのも3300〜3400くらいが限界?かもね。それでもそのまま登っている人もいました。
山スキーヤーの体力ってどんなんでしょ・・・(>_<)

9合目の鳥居から上がなかなか厳しいです。次に久須志神社の鳥居と狛犬が見えるのですが・・・
足が進みません。スキーヤー達もストックにもたれて、皆同じ姿勢で立ち止まっています。苦しいのです。
下界は雲の下、素晴らし〜い\(^o^)/ 

やっと山頂に着きました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
結構風が強いです、たくさんの人が風を避けて休憩していますが、ほとんどがスキーヤーとボーダー。
これからどこを滑るのでしょうか。カッコイイ滑りを見てみた〜い。
私も小屋の影に隠れて休憩・・とりあえずお昼にしましょ、お腹すいた(^^ゞ

剣ヶ峰に向いましたが、あまりの強風に撤退。諦めて小屋まで戻りました。
junさんも来ているはずなんだけど、スキーヤーはみんな同じに見えて
わかりませんでした。
あとで聞いたら彼はこの時火口を滑っていたらしい。凄すぎ!

後ろ髪引かれる思いでしたが、下山しましょう。下からはまだまだスキーヤー達が登ってきます。
山スキーの世界では超有名な人達が続々と・・・さすが富士山!凄い人達ばかりでした(^^♪

2006年
に来た時は危険な雪質でしたが、今日は雪も緩んで快適な下りができそうです。
途中からは尻セードで滑りまくり〜どうですか、なかなかりっぱなシュプールでしょ\(^o^)/
でも7合目からは辛い下りでした、登山道と雪渓をただひたすら黙々と歩きます。
5合目の小屋に着くと昆布茶で迎えて頂き、無事に下山報告。ありがとうございました。
ご褒美にソフトクリームを奮発。300円也!

今期の目標「富士山」を無事に完登できまた、感謝m(__)m
でも剣ヶ峰まで行けなかったので、チョッピリ心残り。6月末までにチャンスがあればもう一度・・・