大同心南稜

2008.12.8

マウスを置いてね

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マウスを置いてね

赤岳山荘の駐車場で明るくなるのを待ちます。今日は以外に少なく6〜7台の車しか停まっていません。
数組が出発準備を始めたようです。私達も軽く朝食を済ませ、準備をします。
ここに来ると凛とした空気が漂っていて何故か気合が入ります。「よっしゃ!」って感じ\(^o^)/
外に出ると思っていたより寒くなかったので一安心。迷っていた冬のジャケットはやめてカッパにしよう。
靴も軽い残雪期用にしました。ギア類が重いので少しでも軽量化しなくちゃ(^_^;) 
まっ、天気も良さそうだし、重ね着すれば大丈夫だろうと思う。

AM6:40 出発♪ フワフワの新雪が気持ちいい、途中2組のパーティを追い越して挨拶します。
AM8:30 赤岳鉱泉に到着。小屋で手続きをしてテントを張り、一休み。
AM9:30 身支度を整え再度出発。雪が柔らかいしアイゼンはまだ必要ないのでザックに入れます。
       甘いものが大好きな私はキャラメルとパンをサブザックに入れてっと (*^^)v

山荘の裏手から硫黄岳への登山道を進みます。しばらく進むと大同心ルンゼへの分岐地点に到着です。
本日は私達が一番乗りか・・・踏み跡は全くナシ(>_<)  新雪は深いところで30センチくらい、悪戦苦闘
しながらもノーアイゼンで頑張る!時々M氏が「交代しようか?」と聞いてくれるのですが、重いロープを
持ってもらっているので行ける所までは何とか頑張りたい(^_^;)
分岐から20分ほど進むと木々の間から青い空と硫黄岳が見えてきます。だんだんと急な斜面になって
ラッセルが辛くなります。でも気分は最高♪頑張るぞ〜〜

ふと見上げると大同心のドームが顔を出しています。「うわ〜っ!あれを登るの〜?」(=^・^=)
真下から見上げるともの凄い迫力!!空は真っ青だし、霧氷と岩に張り付いた雪が感動です \(^o^)/
尾根に出る前が益々急登で足が上がりません。まだアイゼンを付けていないので、新雪に足をとられて
歩き辛い・・そろそろアイゼンを付けたほうが良さそうです、取り付き手前の安全地帯でアイゼン装着。
人気のルートだから混み合うだろうと覚悟してきたのですが、下を見ても誰も来る気配なし。

青空と展望に感激しながら取り付きを目指し、とにかく登る、進む、踏ん張る!とは言っても以外に早く
到着しました(^_^;) やっぱり今日は私達の貸し切りか?この景色を独り占めで〜す♪

AM11:45 基部に辿り着くと目の前には素晴らしい展望が待っていました。
見上げると大同心正面壁、反対側には小同心が圧巻やわ〜ステキ\(^o^)/ 
まるでゴジラのような、恐ろしく不気味な岩の塊で雪の付き具合がビミョウ。ブルッ・・(>_<)
しかし、めちゃめちゃカッコイイ壁やわ〜いい日に来ることが出来て嬉しいですぅ!
そんな事を叫びつつ、大同心基部からバンドを回り込み、取り付き地点へ向かいます。
着々と登攀準備を・・ハイ。で、1P目。M氏はルートを選びながら軽々、アッという間に見えなくなって
しまいます。次は私!う〜ん、意外に楽勝 (*^^)v ←今だから言えるんだけどね(^_^;)

バンドの部分ではかなりの強風でしたが、少し右に寄って岩陰で休憩。またまた写真を撮りまくりました。
でも家に帰って写真を見るとどれも同じような岩で・・・ホンマもんは素敵なんだけど、伝わるかなぁ。

2P目、岩に付いた雪もそれほど多くなく、ちょうどイイ感じに凍っていて安定していました。日の当たる
所は風もなくて暖かく感じます。M氏にカメラを預けて写真を撮ってもらいました(*^^)v 
上部はかなりの傾斜、見た限りでは雪も硬く登りやすい。稜線には登山道の杭が見えているみたい。
赤岳も同じくらいの高さに見えてきました。ず〜っとここに居たくらい♪

今までは遠くから見ていただけのドーム、その先端に立っていることがまたまた感激でした \(^o^)/
自分が今、そこに居ることが信じられないけれど嬉しい。この時期にこんなにイイお天気の日に登れた
なんて最高です。やった〜やったよ〜〜!
雪はザクザクとしてアイゼンが刺さり気持ちがいい♪360°パノラマ・・ありふれた表現だけど(^_^;)

稜線に向かって急な斜面を慎重に登ります。数年前はこんな斜面でも怖かったのに今は全く平気だっ!
PM1:35 登山道に出ると急に風が強くなりました、めちゃめちゃさむっ (>_<)
朝の赤岳鉱泉小屋では登山者が大勢いたのですが、だ〜れもいません!横岳方面の稜線にも硫黄岳
方面にも人影は見えない。よく見ると登山道に1〜2名の足跡が残っているだけでした。
こんなにイイ山日和なのにもったいないなぁ・・

硫黄岳山頂からは蓼科山など北八ツの展望も素晴らしい。もちろん横岳、赤岳も!
山頂の道標にはもの凄いエビの尻尾が出来ています。
美味しそうだったのでかじってみましたが歯が立ちません(^_^;) カチンコチン!

登山道を一気に下って分岐から見上げた大同心。あそこに行ったんだよ〜\(^o^)/
そして明日は小同心クラックに挑戦です!
テントに戻って夕方まで一眠り・・・暗くなって暖かい鍋を囲んで山の話をしながらゆったりのんびり過ごし
ました。でも夜遅くまで隣のテントの人が大きな声で話しているのには参りました。何もかも全部聞こえて
結構楽しめましたが・・・なかなか眠ることが出来ず、目を閉じて羊を数えたのでした(>_<)


朝起きて外に出ると意外にもあまり寒くはないので驚きました。案の定、山の上は霧で何も見えません。
AM7:00まで様子を見て霧が晴れなければ、本日の小同心は中止にしようと話し合いました(>_<)
そして時間になっても厚い霧は晴れそうにないので、テントを撤収して下山を決めました。
小屋泊まりの登山者の多くは硫黄岳を目指すのでしょうか、出発準備をしています。
後ろ髪引かれる思いで残念でしたが、昨日のあの景色を見れただけでも幸せかもしれません。
何が何でも今シーズン中には小同心をやり遂げなくては、そう心に誓いました(*^^)v
AM8:15 無事に美濃戸に到着

次の登山計画の登山口確認をするために山梨県側に車を走らせ、「美し森」へ。
その車中から富士山が綺麗に見えました。小同心を断念したことが悔やまれ
八ヶ岳を見ると・・・霧に包まれていて、ちょっとホッとしたりして・・・
その日登っていた人には悪いけど、ついそう思ってしまうのでした(^^ゞ

次の山、その次の目標、一つずつ一つずつ越えて行きたいと思います。
今回もこんなに美しい山に行けた事とご一緒してくれたM氏に感謝 m(__)m

やっぱ、私は雪と岩が好きやわぁ〜これからもがんばらなくっちゃ♪

南八ヶ岳