旭岳東稜

〜ツルネ東稜

2011年12月30日

美し森駐車場5:05==出合小屋6:45(6:50)==五段の宮11:43==旭岳頂上14:40==美し森駐車場18:00

早朝、冷え切った美し森の駐車所には数台の車が止まっていました。人がいる気配はありません。
静かに出発、この緊張感がたまりません・・・ヘッドライトの灯りだけを頼りに凍てついた林道を進みます。
砂防工事が進み、河原への入り口が以前とは少し違った感じで、心配になり、地図で何度も確認。
河原は予想より降雪があり、雪で埋まっていました。

出合小屋に到着、中にはテントが3張り。2組はもう出発したようでした。1組は昨日権現岳東稜をやり
今日は近くの滝で適当にアイスだとか、関西弁でカッコエエお兄さん達でした(笑)

旭日に輝く東稜、中央が権現岳・右が旭日岳

出合小屋を出発後、大岩の氷を慎重に乗り越え適当な尾根に取り付きます、かなり急登。
新雪で積雪もかなり多くラッセルです、結局最後まで旭岳東稜は自分達だけでした。
次第に斜度が出てきてヤセ尾根になっていきます。クライムダウンもノーザイルで何とか越えます。
雪はどんどん深くなり時間がかかります、とにかく辛くてピッチが上がりませんm(__)m
五段の宮手前でロープを出してもらいモンキークライム(笑)おもしろい♪が寒い(>_<)

素晴らしいお天気になり富士山も歓迎してくれています

これが五段の宮です。ここまで予定より時間がかかり過ぎています、急がなくては・・・
手前のヤセ尾根のセッピもドキドキもんですが躊躇している時間はありません、頑張りましょう(~_~;)
今回は時間的にも雪の状態もイマイチなので、直登せず少し巻きながら行くことにします。
しかしそれもなかなかハードで急斜面です、かなりヤバヤバっす。私は結構こういうの・・好きだけど。
五段の3段〜4段目付近でルート上に戻ります。そこから上も右の写真のようにヤセ尾根と
セッピととの戦いでした。

年末山行は2泊で穂高方面の岩稜でした、しかし想像以上に降雪があり(危険度も高いので)中止とします。
そのかわりに、旭岳東稜をやろうと・・・しかも何故か日帰り!!
そりゃぁ、M氏のことだからそう来ると覚悟はできていましたよ(笑)
もちろんビバーグも想定内ですので準備が大変、厚めのタイツとシュラフカバー、カイロ、予備靴下&手袋ets・・・
あと、それこそ勇気と覚悟も必要ですな・・・がんばろ。

リードしてくれるM氏は新雪で雪が深くルーファイが難しいと・・・悪戦苦闘していますm(__)m
ハイマツに腰までハマることもしばしば・・・その下は崖ですので怖いっす。
登って来た尾根は・・・ネットでよく見るのですが、実際見るほうが怖い?当たり前(笑) 

目の前に岩塊が見えてきました、あれを登りあと少しで山頂です。その人踏ん張りが又大変。
岩陰はかなり寒いし・・・何度くらいだろう。指先がちぎれそう(>_<)

赤岳、阿弥陀岳

素晴らしい景色・・・ため息

山頂への最後の登りをリードで行かせてもらいました。
毎回ですが、M氏はいつも山頂への一歩を私に行かせてくれます、感謝なのです。
今回は本当に辛かった。苦労した分だけ感動があります。
さすがに今日は泣いてしまいましたわ〜(*^_^*)

2名のクライマーが権現岳方面からやってきました。彼らもツルネを下るのでしょうか・・・
でもそれ以降姿は見ませんでした、途中テントかも。

旭岳より富士山を望む

山頂より登って来た尾根、結構すごいなぁ。

感動もそこそこに、急いでツルネ東稜に向けて出発です。早く降りなければビバーグになります。
振り返って登って来た尾根を見ます、かなり急峻ですね・・・
この画像では上部だけですが下まで見るとすごいヤセ尾根でセッピが狭いです。
感無量、自分で自分を褒めてあげたいくらいでした(笑)


下りもなかなかハードです、樹林帯に入ってから一度休憩したのみ・・・
途中、天狗尾根から降りてきた名古屋からのパーティーと少々会話しました。
彼らを含め、本日の出会いは2パーティー。イイお天気なのにもったいないなぁ。
出合小屋にはテントが増えていました、正月に向けてトライですね。


美し森に到着は6時でした、何とかヘッドライトを出すことなく下山できました。が真っ暗でした(^^ゞ
駐車場の気温はマイナス10度、山の上はどんなだったでしょう・・・さぶっ!!
即効、温泉に向かい暖まりました。


しかし、この計画(日帰り)はかなり過酷でした、でもやっただけの感動はありました。
いつもながらM氏には感謝です、そして山の神様に感謝 m(__)m
次の目標は♪♪♪