雨乞岳

2009.3.12

1238m

向山〜イハイガ岳ガレ場〜大峠〜清水頭〜雨乞岳〜

マウスを画像に重ねてね

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今日は晴れ♪ずっと気になっていた雨乞岳へ行こうか・・八日市ICから甲津畑の登山口へ向います。
しかしナビは気ままに、集落の超狭い道を案内する。こんな古いナビではあかんと、途中で無視。
何とかそれらしき所へ。少し歩き出して地図を見る。イハイガ岳という文字がキラリ〜ン (^_-)-☆
この斜面を登って、向山経由でイハイガから雨乞に行けるかな?!フフフ・・ちょっとだけ行ってみよう。
急な斜面をゼイゼイ登る、尾根から見えるのは竜王山の送電線か。そのまま尾根伝いに進みます。
木々の間から周囲の山々を慎重に確認、高度計を見ると880、少し戻ると狭いピークへ。
少し不安ですが尾根を前進、一旦下って杉の倒木地帯を乗り越えました。

ヤブコギの末、たどり着いた美しい林。昨夜降ったらしい雪が薄っすらと残っている。
日の当たらない影にはまだ多く残雪がありました。ザクザクと適当に進むと狭い尾根に出ました。
少しアップダウンしながら、しばらくヤブコギが続きます。手袋が木の枝に引っかかり飛ばされ、探す。
左手にはカクレグラからタイジョウの尾根が、右手には綿向山とイハイガ岳らしき山並みが見えます。
下るところを一つ間違えると大変なことになるので慎重にルートを探し、選びます。
テープなどは全く見当たりません、何だかワクワクしてしまいます!こういうの、大好き!

ヤブヤブに少し疲れてきました。休みたいけど時間がないかも!もし、ビバーグなら急がなきゃなぁ(>_<)
そう思ったあたりで目の前が明るくなります、もしや、あれはイハイガ岳!ですよね。
先が見えたので安心して一休みすることにします、足元は鹿の糞でいっぱいですが(^_^;)
本日の食料は、おにぎり4個と春雨スープ、コーンスープもあるし、コーヒーや甘い抹茶カフェもあるし。
あと非常食のクッキーが2袋、チョコレート、お饅頭もある!食料はあるからビバーグも大丈夫と考える。
でもまだ先は長い、まずおにぎり一個と水少々、デザートはお饅頭です。ふ・・・甘くて美味しい(*^_^*)
休みながらルートを考えます。このまま下って、少し北側に木に掴まりながら降りてみることにします。
ちょうどうまくガレ場に出ました。なかなか圧巻、でもまだ安心はできない。危ないです。

ガレ場の淵を慎重に歩きます、落ちたら終わり(>_<) 一人なんだから慎重に、慎重に。
イハイガ岳に登りたいなと思いましたが、今日の目的は雨乞岳。時間があまりないので諦めました。
このガレ場を巻けば、イハイガ岳の分岐に出るはず。そこまで出れば一安心だけど・・・
登り返して樹林帯に入るとそこには何となく踏み跡らしきものがありました \(^o^)/

どこからか、微かに鈴の音が聞こえる(^^♪ その方向にダダーッと下ると、大峠の分岐に飛び出た〜!
久しぶりに見る人工物、赤テープと手書きの道標。でも人影は無し、今日はまだ人に会ってないなぁ。
さっき鹿に会ったけど・・
ここから山頂までコースタイムで2時間10分、ハァ〜ため息が出る。ちょっと一休み(>_<)
頑張って腰を上げる、するといきなりの急登!途中から雪も出てきて登り辛い。こんなはずじゃ・・(^_^;)
雪の上に下った足跡が一人分有る、さっきの鈴の人?足跡だけでも嬉しい気がする♪

頑張って登ります、とにかく登らなきゃ(>_<) こんな岩場もあって、なかなか楽しい感じ♪
振り返ると今日登ってきた山々が、ガレ場も見えます〜ヤッターずいぶん歩いたぜ\(^o^)/
疲れたので栄養補給のゼリーを・・・すこし座る。ハァ〜今日一番のまったり。

晴れていた青空に雲が出てきました。尾根の左の杉林の中が暗くて薄気味悪い、今日一番怖い場所。
急いで通り過ぎました。それを過ぎて緩やかな登り、木の丈が小さくなってきて枯れた草原へ出るます。
向こうに見えるのは鎌ヶ岳。近くて遠い(>_<)

膝くらいまでの低い笹原をサクサク歩く、気持ちのいい稜線です。ふと木を見ると「清水頭」と (*^^)v
歩いてきた道を振り返る、美しい景色に大満足です。
風が出てきて寒いので先を急ぎます。正面には雨乞岳、山頂まではまだまだ・・

頂上付近には霧氷が確認できます、今日は一日中天気が良かったのに融けていないのが意外です。
気温が低いのかな。山頂はもう一つ先のピーク?それにしても美しい笹原、うっとり〜
でもここからも結構大変だったのです(>_<)

ガサガサと笹を漕いでやっと小高い笹原の丘に出ました。南雨乞岳、1207と道標がありました。
隣の稜線は東雨乞岳かな、今度はあちらにも行ってみたい。春だと気持ち良さそう (^^♪
御在所と鎌ヶ岳も見えます。やっぱり鈴鹿の山はいいなぁ・・行きたいところがいっぱいある。
などとまったりしている場合ではありませんでした、ここから背丈ほどの笹を漕いで山頂を目指します。
雪に押し潰された笹が倒れているせいか、登山道がどこか見えません。だんだん疲れて笹が重い!!
笹の中に潜って登山道を探しながら進みます、まるで笹のトンネル!まさか熊とかいないよね (>_<)

笹藪と格闘してから残雪の上に上がると、あと少しで山頂でした。ヤッター!やっと到着です\(^o^)/
360度パノラマってやつですね!綿向山〜イハイガ岳、朝出発した向山も見えます。
写真を撮って、もうひとつおにぎりを食べて下山開始。杉峠の矢印のほうへ歩き出しました。足跡発見!
でもこれに着いて行ったのが間違いの元・・・藤切谷の分岐はもう少し先だったみたい。かなり反省です。
途中で地図を見て間違いに気がつく。でも登る元気なし、何とか降りてしまおうと決意!相当反省です。
最初は急ですが快適な樹林帯。時々行き詰り、止む無く登り返してヤブコギ。後悔先に立たず・・
でも踏ん張る、そのうち沢に出た。でもこれが一番怖い。もし沢で行き詰ったら高巻があるかもしれない。
覚悟して歩き出します。周囲の地形を見ながら慎重に渡渉を繰り返します。靴は濡れない程度。
危険と思われる場所は左右の尾根に登り返しました。間違っていなければ奥ノ畑谷周辺に出れると思う。
時間切れになったらツエルトもガスも一晩くらいの食料もある、大丈夫!と、お気楽者。大いに反省。

一度ルート選択を失敗。逃げ道無し、高巻を強いられる。岩に泥と枯葉が被さっていて掴むところが見え
ない。下は流れの早い沢、高さもある。少し考えて度胸を決めて行く、沢登りの感覚が蘇える瞬間でした。
泥を払い指が入る岩を探す。辛うじて手が入る岩がある、少しずつ前進・・行けた!ホッ〜\(^o^)/
最後の所で腐った枝がボキッと折れてビックリしましたが、セーフ!おお・・こわっ (^_^;)
それからも周囲の山を見ながら、沢から着かず離れず下る。何となく広い所に出て、地図とニラメッコ。
時計を見て、急ごうと思うけど足が重いのです。お腹すいた(>_<)
気がつくと沢の向こう岸に赤テープ発見!!嬉しい、きっとこれを渡ればツルベ谷出合だ〜っ!
でも流れがきつそう、ケガの肩も痛くなってきた。渡れるかな・・付近を見るけど、ここを渡るしかないな。
最初にザックを先の岩に放り投げることにする。ヨイショ〜〜〜
アッ!岩に乗っかったザックが沢の中へ落ちた。ドンブラコ、ドンブラコ。う、うそ・・・流された〜〜!!
急いで追いかけると、5mほど先で岩に引っかかったのでした。膝まで水に浸かって取りました。
最初から濡れる覚悟で渡れば良かった・・アホみたい。
ザックの中はびしょ濡れ、幸い貴重品と携帯はジップロックに入れてある。でもデジカメは無残、ビクとも
しません。念のためSDカードとバッテリーを出して、それぞれ乾いたタオルに包みます。

ここを渡渉後、しばらくで登山道に合流できました。明るいうちに車まで戻りたいけどとりあえず一安心。
そしてようやく車まで到着。しかし、車が止めてある道路へ降りる所でズリッ、見事に足首捻挫。
有り得ません・・下山一歩手前で。でもよくやります。これで何度目だろう、情けない。
でもいろんな意味でいい経験ができました、最後までドタバタだったけど (^_^;)
守られた一日だったのかも・・感謝 m(__)m

数日後、何とデジカメが復活しました。捻挫も大したことがなく腫れも引きました。

山は出かけた時と同じ姿で戻ってくるのが当たり前・・
間違ったと思ったらすぐに引き返すこと・・


ハイ、それらを肝に銘じてこれからも勉強し頑張ります。