(鳩ヶ湯コース)

2007・6・13

1628.7m

赤兎山

AM4:20 自宅を出発。AM7時 鳩ヶ湯から500Mほど先の駐車スペースに車を止め出発。林道には
「通行止め」の看板と鎖があります。最近こういうのって苦手、車はダメで人はイイって理解でいいのかな
ちょっと不安 (^_^;) 大丈夫かなぁ・・クマも居そうなところだし何だか妙にドキドキします。
しばらく林道を歩いていると草むらに道標を見つけました。

林道を30分ほど歩くと右手に登山口があります、話しながら歩いたのであっという間でした。最初は杉林
の中の道です。今はあまり手入れもされていないような感じがします。

かなり歩いたと思っていましたが、先ほどの道標からまだ1キロくらいしか進んでいない(^_^;) ずっと樹林
帯なので風もなくSIVAちゃんはすでに大汗です、暑いね〜。登山道はしっかりついていますが、草が生
い茂っています。やっぱりあまり多くの人は歩いていない様子。

登山道の真ん中に大きな石が落ちていて数箇所崩れているところもありました。冬の厳しさが伝わって
きます。登山道はほとんどトラバースするような形でどんどんと左方向に進みます。相変わらず草が登
山道を隠しているので注意して進まないと下は急勾配で危険です。足元がズリッと崩れそう・・(>_<)

木々の隙間から遠くの山が見えました。
野伏ヶ岳方面だそうです。

しばらく下りの道を行くと川の流れる音が大きくなりタンドウ谷に出ました。調べていた本では水量が多い
時などはかなり危険と書いてあり、しばらく躊躇してしまいました。少し上から渡ろうとしたのですがSIVA
ちゃんが「こっちのほうがいいよ」というので少し戻ります。石を飛んで渡りますがヌメっていて靴底が滑り
ます、流れも速いし滑って落ちたら怖〜い!!SIVAちゃんにストックを借りて何とか無事に渡れました。
そこから20分くらいで滝があり、大汗のSIVAちゃんは水分補給。

気がつくと周りは美しいブナ林でした、足元にはチゴユリなどの花もたくさんさいています (#^.^#) でもか
なりの急登です。見上げると延々と階段が続きます、所々崩れている箇所もありました。登山口から3時
間ほど歩いているので少々足が重くなってきました。それでもさわやかな新緑が疲れを癒してくれます。

急登を登り切るとそこからは緩やかなブナ林になりました。ここからも結構長い尾根道になります、それほ
どアップダウンもなく快適。天気予報通り空は真っ青!!ブナの木々はキラキラ輝いて一層綺麗でした。
でも一人だと怖いだろうなぁ・・時々ケモノの気配?匂いが気になりました(^_^;)

目の前が開け、赤兎が見えてきました\(^o^)/

あと少し、あと少し・・・と思うのですがここからがまた結構な急登です。どこからか人の声が聞こえ山頂が
近いのだなぁと分かりましたが、登り切ったところが山頂でした!意外とあっけなかった !(^^)! 
小原から登ってきた登山者に「鳩ヶ湯から来たの?」と聞かれちょっと嬉しくなりました。

目の前に白山がドッカ〜ン!! いつ見ても白山は男前〜(#^.^#)

左手には大長山、正面には白山、別山、そして三ノ峰の稜線が・・・次は六本桧まで行きたいなぁなどと
考えながら、SIVAちゃんが作ってくれたおうどんを頂きましたm(__)m あまりにも気持ちがイイのでたっ
ぷりと休憩してしまいました。最後に赤兎平の写真を撮って下山しましょう。

下りは快適、ずっと樹林帯なので写真を撮ることも無くあっという間・・風の通りの良い場所を選んで休憩
したり話をしながら気がついたらベンチのところに着きました。あとはダラダラと下るだけですが、行程が
長かったので足は疲れています。無理はせず、ここでもゆっくり休憩をとることにします。
無事に駐車場に着き、登山のあとはアイスクリームだ〜とコンビニへ (^_^;) SIVAちゃんは大好きなコ
ーラ、私は野菜ジュースで乾杯しました。アイスと野菜ジュースの組み合わせは最悪でしたが、イイ山に
登ったあとだったので気分も良かったです (>_<) ステキなコースでした、ありがとう〜感謝!

出会った花たち